私は中学生の頃に、祖母や叔母など周りにがんを患った身内がいたことから、看護師として病気で苦しんでいる人たちのために働き、がん看護や緩和ケアについて学びたいと思っていました。そのため、看護師をしている姉がいる神奈川県で、がん診療連携指定病院であり緩和ケア病棟がある東名厚木病院に入職したいと思い就職活動を行いました。また、東名厚木病院では最先端の医療のほか、緩和ケア、地域連携等、様々なことを経験できることが大きな魅力でもありました。さらに、学生時代は親への金銭面での負担を少しでも軽減するため、奨学金制度を取り入れている病院を探していたことら東名厚木病院の奨学金制度も入職の大きな決め手となりました。
自分が看護師を目指したいと思ったきっかけが、一番にがん看護を知りたいということだったため、決め手として、がん看護を学ぶことができる病院であること、自分が学び目標にしたいことを実践できる病院であるか、という所を重点的に調べ自身の希望を叶えられる病院を探していました。またその中で、親への負担を少しでも軽減するために奨学金制度を取り入れている病院であるかという点も重視していました。さらに、病院の雰囲気や方針、スペシャリストの先輩看護師の存在、新人教育など病院全体を見て自分の目指すものと病院の方針が合っているか、ということも考え病院選びを行っていました。
[最終学年の前々年]
■3月
インターネットで病院探し
資料集め
[最終学年の前年]
■4月
インターネットで病院探し
資料集め
■5月
オンライン説明会申込み
■6月
オンライン説明会
■7月
採用面接
[最終学年]
■2月
国家試験
苦労したことは、入職してから業務の内容を覚えるのと同時に、知識や看護技術も同時進行で学ばなくてはならないため、幅広い視野を持つことが必要であったことです。現在も全てにおいて未熟な部分はたくさんありますが、業務にも少しずつ慣れてきて入職したての頃より自信を持って看護を行えるようになり、より適切に時間を使えるようになっています。また、患者の疾患やニーズに合わせ、その時々に必要なことを着実に捉えることができるようになっていると実感します。嬉しいことは、病状が回復し元気になって退院していく患者さんの姿を見ることや、日々患者さんから感謝の言葉をもらうことが、毎日の楽しみでもあり励みにもなっています。
東名厚木病院では、2ヶ月間のローテーション研修として様々な部署を周り、その部署ごとの業務・看護を経験することができます。更に、ローテーション研修後に希望する部署を自分で決められる点も非常に良かったと思います。また、配属後にはローテーション研修で経験したことを現場で生かせたことが何度もあったため、この研修を経験できて本当に良かったと思いました。加えて、新人の法人研修として社会人としての基本やマナーを学ぶ機会もあり、学生と社会人の違いを実感することができ、社会人として意識して行動する気持ちを持つことができるようになりました。短期間の研修ではありましたが、身につくものは非常に大きかったと実感しています。
■4月
☆入職☆
集合研修・ローテーション研修・夜勤研修、他
■5月
集合研修・ローテーション研修・夜勤研修、他
■6月
フォローアップ研修
(ナースゼロレベル基礎知識、注射薬剤の基礎知識、感染管理、法的根拠、他)
■7月
フォローアップ研修
(日常生活援助の実践、創傷処置と看護、ストレスマネジメント研修、他)
■8月
フォローアップ研修
(採血、点滴静脈内注射留置針挿入演習、輸血療法を受ける患者への看護、他)
■9月
フォローアップ研修
(臨床判断、バイタルサインの評価、シュミレーション、他)
■10月
フォローアップ研修
(配属5ヶ月月後の自己評価、感染管理研修、医療接遇、コミュニケーション、他)
■11月
フォローアップ研修
(看護倫理、認知行動療法、他)
■12月
フォローアップ研修
(診療補助業務の実践、看護記録、実践評価、他)
■1月
フォローアップ研修
(安全管理研修、1人で行えるようになった看護・技術の再確認、他)
■2月
フォローアップ研修
(意思決定支援、劇薬・毒薬・向精神薬・麻薬管理、人工呼吸器取り扱い、他)
■3月
フォローアップ研修
(看護観発表、成果発表、修了証授与式、他)
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