新須磨病院では、急性期から看取りまで、暮らしを見据えた医療・看護を提供していることに魅力を感じました。急性期病棟と地域包括ケア病棟を兼ね備え、あらゆる病期の患者様に対して地域住民のニーズに応えながら医療を提供しています。
看護学生時代の実習で、急性期看護と慢性期看護の両方を学ぶなかで、患者様の術前・術後だけでなく、退院するまでじっくり関わることのできる看護に興味をもつようになったため、新須磨病院に入職したいと希望しました。
病院選びで重視した点は、病院の雰囲気です。
病院の理念や教育制度などは資料などでおおまかに知ることができますが、病院の雰囲気は実際に足を運んでみないと分かりません。私が就職活動をしていた時期はコロナ禍で、病院見学会やインターンが中止になり、オンライン上での説明会にしか参加できないことが多かったです。
そんな中でも最終学年の4月に一番興味・関心のあった新須磨病院の見学会が復活したため、「これは絶対に参加しなければ」と思い、参加しました。実際に病棟内を見学することができ、どのような病棟かを説明しながら回ってくださったので、より深く病院のことや雰囲気を目で確かめることができました。
実際に見学することで自分に合っているのか、ここに就職しても働いていくことができそうか、他院にも参加し比較して一番自分に合った病院を選んでいくことが大切だと思います。
【最終学年の前年】
■1月
オンライン説明会に参加
■3月
インターン、病院見学
【最終学年】
■4月
病院見学
認知症患者の思いがけない発言や行動に、私はうろたえてしまうことが多く、苦労しています。病棟には認知症看護認定看護師の師長や、経験豊富な先輩がいるので、どのように接すればいいのかアドバイスをいただき、コミュニケーションに役立てています。
また、アドバイスだけでなく、一緒に考えることで、今までの自分のコミュニケーションを振り返る良い機会にもなっています。先輩看護師に「今日の関わりとても良かったよ。よく頑張りました」と褒めていただいたときは、入職したての頃より成長できていると実感でき、とても嬉しかったです。
新須磨病院の新人研修の特長は、4月にあるローテーション研修です。病棟・手術室・外来などさまざまな場所での研修があります。また、日勤だけでなく夜勤も経験することができるため、病棟ごとの特色や雰囲気を知ることができます。
病院のことを知ってから配属先の部署希望を出すことができるので、より自分に合った場所を見つけることができると思います。
■4月
☆入職☆
ローテーション研修
■5月
酸素療法について
褥瘡予防 ポジショニング
医療事故防止
フィジカルアセスメント
車椅子移乗
身体の使い方
嚥下障害について
身体拘束について
■6月
採血
検体の取り扱い
筋注・皮下注・皮内注
創処置
採血実技テスト
導尿・膀胱留置カテーテル
急変対応・救急カートの中身について
BLS
■7月
静脈内留置針・静脈内注射
輸液ポンプ・シリンジポンプ
薬剤の取り扱い
アナフィラキシーショック
夜勤について
■8月
静脈内留置針実技テスト
12誘導
モニターの取り扱い
■9月
ABCDE評価
SBAR報告
事例アセスメント
リフレッシュ研修
■10月
エンゼルケア
グリーフケア
薬剤の取り扱い
廃用症候群予防
体位ドレナージ
■11月
看護過程の展開
輸血の取り扱い
BLS
インシデント報告
12誘導装着テスト
■12月
退院支援について
未習得技術の獲得
■1月
未習得技術の獲得
■2月
クリニカルラダーについて
■3月
1年の振り返り会
〒654-0047 兵庫県 神戸市須磨区衣掛町3-1-14