私が患者さんとその家族を支える看護師になりたいと思ったきっかけは、小学生の頃、家族が癌を患って病院に入院した時に、自分の家族に優しく声をかけてくれたり、一生懸命家族の思いに寄り添ってくれた看護師との出会いがあったからです。
大学3年生の時に千葉県がんセンターでの急性期実習が始まり、実習でお世話になった指導者からさまざまな事を教えてもらいました。私もこの指導者の方みたいな看護師になりたい、一緒に看護がしたいという思いから千葉県がんセンターへの入職を決めました。入職後、配属先で自分が憧れていた指導者の方と一緒に働く事ができると決まった時には、とても嬉しかったことを今でも覚えています
私は、がん専門病院でがん看護に必要な専門的知識・技術を習得したいと考えていました。それが第一に千葉県がんセンターを選んだ理由でした。がんの専門病院であり、がん看護のエキスパートである先輩から、直接指導を受けることは魅力的でした。また、できれば自宅からの通勤を希望していたので、電車やバスなどの公共交通機関での通勤可能な病院があれば良いと思っていました。その点でも千葉県がんセンターは自分の希望に合っていました。その他に、実習に来ていた時に病棟の雰囲気が良いと思ったことも決め手でした。
[最終学年の前年]
■9月
キャリアセミナー
■11〜2月
大学の進路情報室で先輩方が残してくれていた病院の情報を見て、就職試験対策をする
■3月
病院の説明会に参加
[最終学年]
■4〜6月
ハローワークでエントリー用紙のアドバイスをもらったり、面接の練習をする
■7月
採用試験
■8月
内定
■2月
国家試験
新人の頃は、独りでできる事が少なく、先輩方のように時間を上手に使えず、看護業務の優先順位も分からなくて、辛さや不甲斐なさを感じる事も多くありました。しかし、先輩から励ましの手紙をもらったり、アドバイスを貰って、少しずつできる事が増えてきた事が嬉しかったです。
また、患者さんから「担当があなたで良かった」という言葉をかけて頂いた時は、自分でも患者さんの役に立つ事が出来たと実感することが出来ました。また、手術を受ける患者さんを一人で受け持つことができた時に、先輩から「もう一人でもできるようになったね」と、言葉をかけられた時も自分の成長を感じる事ができる瞬間でした。
4月の新人研修では、病棟に配属されてから臨床ですぐに役立つ看護技術を習得できる研修に参加することができるので、とても役に立った事を覚えています。また、5月以降の研修でも、実際にメンバー業務として行っている看護技術や知識を深める事のできる研修プログラムが企画されているため、日々の看護実践において、とても役に立っていると感じています。がん看護においては、その分野のエキスパートである認定看護師や専門看護師の方から研修を受けられる事も、がん専門病院ならではの特長であると思います。
■4月
☆入職☆
千葉県看護職員新採用研修
がんの集学的治療における看護研修
看護基準研修
看護倫理Tー@研修
フィジカルイグザミネーション研修
県立病院合同技術研修
■5月
静脈採血研修
多重課題研修
急変時の対応や心電図に関する研修
気管内吸引研修
■6月
看護必要度研修
■7月
看護過程@研修
KYT研修
■9月
看護倫理TーA研修
■10月
がんの集学的治療における看護(手術・放射線治療)研修
スキンケアフォローアップ研修
■11月
院内留学
■12月
看護過程A研修
■3月
静脈注射研修
2年目に向けた抱負に関する研修
〒260-8665 千葉県 千葉市中央区市場町1-1