私が当院へ入職を決めた理由はスタッフ間の連携の取りやすさです。私は当院のインターンシップに二度参加し、急性期から慢性期までの合計4病棟の見学をさせて頂きました。どの病棟スタッフの方も業務の合間で懇切丁寧に説明して下さり、とても優しい方ばかりだったのが印象に残っています。二日間に渡って行われたインターンの中日では先輩ナースとの交流会も開催されており、実際に現場で働く方々の生の声を聞く事もできました。当院は年数の若いスタッフの意見も無駄にせず受け入れて下さる環境で、新人ナースが現場に馴染みやすい雰囲気作りが特徴と伺っていました。精神科の患者様は特に個別性を重視した看護が必要となってくる中で、同様にスタッフの数だけ看護のあり方がある、だから人それぞれで意見が違うのは間違ってはいないのでどんな意見も大切にしたいという環境が入職を決めたきっかけになりました。
看護学生2年目の夏頃、当院の科長と病棟スタッフが大学に病院説明会で来られたのが当院を知るきっかけでした。その時期は座学のみで実習もなく就職先のことまではまだ視野には入れていなかったのですが、元々精神科に興味があったこともあり早めの病院選択を考え当院のインターンシップに申し込みました。病院概要の説明を聞いたり自分の目で現場を見たことで精神科病院の実際を知ることができ、病棟の働きやすい雰囲気と様々な症例を学べる環境に魅力を感じました。就職活動中に他の病院のインターンシップにも参加しましたが、やはり当院で看護師としての知識を身に着け実力を磨いていきたいと感じたので当院での就職を決意しました。
[最終学年の前々年]
■8月
インターンシップ参加(1回目)
[最終学年の前年]
■3月
インターンシップ参加(2回目)
採用試験
内定
[最終学年]
■2月
国家試験
私の配属されたC1病棟では慢性期の患者様が60名近く入院されており、まず全員の顔と名前を覚えることから始まりました。最初はメモを確認しながら一つひとつ業務をしていたので時間はかかってしまいましたが、先輩方の手厚いサポートがあったり優しく指導して下さっていたので大変ながらも少しずつ現場慣れすることができました。精神科の患者様はその方によって成育歴から現病歴・症状の現れ方までさまざまで、学生の頃に教科書で勉強した内容の予想を超える出来事が何度もあって悩むことも沢山ありました。しかし苦手な事や対応に困ったケースなどを先輩方が親身になって相談に乗ってくださり、患者様対応がスムーズできるようになっていく過程がだんだんと自分の自信につながりそれがとても嬉しかったです。
■4月
☆入職☆
患者様の名前を覚える
ブロック業務のルーティンを覚える(バイタルサイン測定、オムツ交換、患者様の疾患について)
Tコース(精神科における疾患の理解)
■5月
先輩ナースの腕を借り、採血と点滴の練習
Tコース(精神科における疾患の理解)
■6月
夜勤開始
Tコース(患者様の人権を守る看護)
■9月
Tコース(精神力動理論について)
■10月
プリセプターからプライマリー患者様を一名引き継ぎ、看護計画を立てる
Tコース(セルフケア理論について)
■1月
Tコース(まとめ)
■2月
日勤リーダー業務開始
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