実習でさまざまな病院に行きましたが、なかでも看護師が学生に対して一番優しくて、スタッフ同士のコミュニケーションが盛んだと感じたからです。忙しい中でも丁寧に指導をしてくださり、患者さんやスタッフと笑顔で話している姿が印象的でした。日々命の重さと向き合い、体力的にも精神的にも大変な職業だからこそこの温かい環境の中で働いていきたいと思いました。また、生まれ育った地域でありこの地域で仕事をしていきたいと考えていました。自宅から通いやすいことも多摩南部地域病院に就職を決めた理由の一つです。
最も重視したことは病院の雰囲気のよさです。長く働き続けたいと考えているので、頑張ろうと思えるような温かい雰囲気の職場で働きたいと思いました。また、パートナーシップ・ナーシングシステム(PNS®)を取り入れている病院がいいと思っていました。実際にPNS看護方式で働き、困ったとき誰に聞いたらよいのかがはっきりとわかりすぐにペアの先輩に相談できるため安心するのでPNS®看護方式の病院に就職してよかったと感じています。他にも自宅から通いやすい距離であることも重視しました。慣れない環境・業務で疲労が溜まりやすいと思いますが自宅が近いため、十分な休息時間を確保できるので体調を整えることができています。
[最終学年の前々年]
■7月
気になる病院の資料集め(3ヶ所程度)
[最終学年の前年]
■7月
病院説明会(新型コロナのためオンライン開催)
■8月
就業体験に参加
■2月
学校主催の就職説明会に参加(15病院程度)
[最終学年]
■5月
就職採用試験
■6月
内定
■2月
国家試験
苦労したことは疾患や業務を覚えることです。特に心電図の読み取りが難しいと感じました。初めの頃は慣れない環境で疲れている中、勉強の時間をなかなか確保できずにいました。私はSNSで心電図の解説をしている人をフォローし、通勤途中などちょっとした時間に見るようにしています。自分にあった勉強法を取り入れることで、苦痛なく学ぶことができています。日々の業務では手術の準備や入退院の処理など覚えることが多く、苦労しましたがメモを読み返したり自ら積極的に行うことで少しずつわかるようになっていきました。少しずつ心電図の読み取りができるようになったり、できることが増えたりしていることを実感することができうれしく感じています。
初めの頃は病院の概要や基礎看護技術など幅広い分野の研修があります。グループワークで話し合いながら行う研修もあるため、同期と親睦を深めることができ楽しく学ぶことができました。病棟に配属が決まってから最初の1ヶ月程度は新人と主任がペアになりバイタルサイン測定や清潔ケアなど基本となることを一緒に行いました。常に先輩と動き、不明点をすぐに聞くことができたので学びを深めることができました。夜勤業務は6月に2回オリエンテーションをしてから始まりました。夜勤業務が独り立ちしてからも先輩が気にかけてくれ、困ったときは一緒に考えてくれるので、安心して業務に取り組むことができています。
■4月
☆入職☆
・都立病院全体研修(社会人基礎力)
・配属前研修(基礎看護技術、医療安全、感染管理、看護記録)
■6月
・4月〜6月 グローアップ研修
■7月
・7月〜ラダー1研修
・夜勤オリエンテーション
・院内研修(フィジカルイグザミネーション)
■10月
・院内研修(入退院支援)
■12月
・院内研修(静脈内注射)
■2月
・課題発表
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