私は、高校生の時全身麻酔を使用した生検を行うため豊島病院に入院したことがありました。そこで初めて看護師と密に接し、身体面のサポートはもちろんのこと心理面でもサポートして頂いたことで、「自分もこんな素敵な看護師になりたい」という夢ができました。看護学生の時は豊島病院で実習をする機会はなかったのですが、実習に行った友人から素敵な看護師が多いという話を聞き、看護師になりたいときっかけを与えてくださった豊島病院に就職したいと思いました。
実際に就職してみて、病棟の先輩方は素敵な看護観を持っていて、1年目の辛いときには親身に話を聞いてくださりアドバイスや指導して頂いたおかげで乗り越えることができました。
病院選びで重視した点は2つあります。1つ目は教育体制です。コロナ渦であまり臨床経験ができていなかったため、就職し臨床に出るのが不安でした。豊島病院では3年間のキャリアラダーとなっており、研修がこまめにあることや院内での勉強会もあるため看護の基盤が形成でき、安全な看護を提供することができます。
2つ目は勤務体制が2交代になっているところです。3交代に比べ1回の勤務時間は長くなってしまいますが、夜勤明けの翌日は必ず休みになるのでまとまった休みがとれ、旅行等でリフレッシュしやすいです。長く働く上で自分の性格に合った勤務体制を選ぶのはとても大事だと思いました。
[最終学年の前年]
■8月
インターンシップ
■10月
就職サイトの合同説明会に参加
■11月
学校にて合同説明会に参加
■3月
学校での模擬面接
[最終学年]
■6月
採用面接
■2月
国家試験
1番苦労したことは夜勤です。夜勤では1人で十数人の患者さんを受け持ちます。そのため時間内に多重業務をこなすことに苦労しました。また受け持ち患者のなかで、重症の患者さんがいる際は、日勤のPNSと違い1人で状態を把握しなければいけないため、緊張と不安のなか夜勤をすることが大変でした。
嬉しかったことは、自分の看護の成果が患者さんから形となって返ってくる時です。日々、多重業務に追われ流れ作業になってしまいがちですが、その中でもきちんと患者さんに焦点を当てた看護ができるよう心がけています。患者さんのADL向上や信頼関係の構築、また感謝の言葉を頂いたりすることが自分の看護のやりがいと自信に繋がりました。
部署配属の前に1ヶ月程度基礎的な看護技術の研修がありました。いくつかの病棟に行き患者さんに吸引や清潔ケア等を行わせて頂きました。この研修では各々の病棟の特徴を知ることができるため配属希望の参考材料となりました。また実際の患者さんに援助をすることで配属先の病棟でケアをする際の不安の軽減に繋がりました。
また研修は座学だけでなく、グループワークや実際に模型や新人看護師同士で看護技術の練習をする参加型が多いため、技術や知識が身に付きやすいのが特徴です。
それに加え合同研修は他部署の同期に会えるため悩みを共有でき、頑張ろう!という気持ちになります。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション(採血・検体の取扱い、CT・MRIの説明、薬剤管理について等)
■5月
倫理・報告連絡相談、高齢者・患者体験
■6月
急変時対応
■7月
メンタルヘルス
夜勤導入
■9月
安全管理
■10月
感染管理
■11月
看護記録・入退院支援
■12月
メンタルヘルスヘルス・臨床倫理、静脈注射
■3月
課題発表、ラダーレベル評価
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