入職を決めた理由

私は准看護師として働いていた経験があったのですが、自分自身の技術や知識に自信がなく、教育環境の整っている病院を探していました。さまざまな病院のホームページを見て、当院が一番新人教育の環境が整っており、カリキュラムが充実していると感じました。また、地域に密着した急性期の総合病院であり、看護師として基礎を身に付けて成長でき、地域に貢献できる病院だと感じ入職を決めました。

病院選びで重視した点

私が重視した点は教育体制と福利厚生です。患者さんの命と自分の身を守るためには、学校ではほとんど学ぶことのない医療機器の使用方法や急変時の対応、病院独自の勉強会など、看護技術についての教育が整っている病院を重視して探しました。また仕事とプライベートを充実させた生活を送りたかったので、福利厚生が整っている病院を重視して選びました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■9月
　病院見学会

■10月
　病院見学会

■2月
　資料集め


［最終学年］
■4月
　採用試験

■5月
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

苦労したことは、患者さんの受け持ち人数が増えてきた時の優先順位と時間管理です。患者さんの急変や状態が変化した時に、何を優先するべきなのかが分からなくなってしまったり、日々の業務を時間通りに行うことが中々できなかったりと大変でした。しかし、勤務後に先輩看護師と１日の良かった点や悪かった点の振り返りを行い、アドバイスをもらって実践していくことで、複数人の患者さんを受け持ちつつ、業務時間内に仕事を終えられるようになりました。
患者さんが元気に退院された時や笑顔で「ありがとう」と言われたときは、看護師になって良かったなと実感します。

新人研修内容の特長

新人研修はグループワークが多いので、同期の看護師と話し合ったり交流を深めることができます。自分にはない考えやさまざまな意見などを聞くことができ、看護観や視野が広がりました。コロナウィルスの影響により、例年より同期と集まる機会が少なくなっていたので、研修を行うことで仲良くなるきっかけにもなりました。また救急看護や医療機器の使用方法に関する研修では、説明だけでなく、技術の練習や実際に状況設定を行い、声の掛け方や対応方法含めて一連の流れを行うなど技術面でも充実していました。そのため、実際に医療機器を使用する場面や急変が起きた時には、研修を思い出しながらスムーズに動くことができました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　入職オリエンテーション（教育体制・医療安全・感染管理等）／IMS接遇講習会
　ジョブローテーション研修／技術オリエンテーション�@（採血・注射）

■5月
　夜勤オリエンテーション
　こころの健康づくり
　セレクト研修（本部）

■6月
　人工呼吸器の取り扱い
　技術オリエンテーション�A（救急看護）
　セレクト研修（本部）

■7月
　褥瘡に関する勉強会／セレクト研修（本部）
　技術オリエンテーション�B（医療機器）
　3ヶ月の振り返り

■8月
　高齢者の誤嚥について（リハビリ言語聴覚士より）

■9月
　固定チームナーシング（チームメンバー）
　キャリアラダー研修

■10月
　1年目フォローアップ研修

■11月
　コミュニケーション研修
　キャリアラダー研修
　7ヶ月の振り返り

■2月
　自己の傾向・看護を考える（1年間の振り返り）
　キャリアラダー研修

■3月
　ケーススタディ発表会

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