まず1つ目は、公的病院であったことです。2つ目は、当院のインターンシップに参加した際に、どの病棟も明るく、職員同士の会話も多く雰囲気が良かったことから、「ここで自分も働きたい」と思いました。3つ目は、急性期から回復期まで対応している点です。他病院は急性期か回復期どちらかに特化した病院が多かったですが、当院は急性期から回復期まで患者さんを看ることができるため、魅力を感じました。また、PTやOT、STなどのリハビリスタッフも多く、リハビリ施設や環境が充実しています。回復期病棟では、患者さん自身が車椅子を自走しリハビリ室へ行く様子も見られ、患者さんの回復していく様子を間近で感じることができる点も、魅力に感じたところの一つです。
私が病院選びで重視した点は、
・職場の雰囲気が明るいか、人間関係が良いか、同期の仲が良いか
・どのような看護が行われているか
・家から病院へのアクセスの良さ、寮の有無
・新人研修がどのように行われているか、内容が充実しているか
・病院の種類(公的病院、民間病院、私立病院、大学病院)
・残業の有無、病棟内の雰囲気
・給料に関して
・自分の興味のある診療科があるか
・その病院が何に力を入れているか
などを考えて就職活動を進めました。
[最終学年の前々年]
■3月
病院の種類の違いなど先輩やアドバイスシートから少しだけ情報を集める
[最終学年の前年]
■1月
病院選定に必要な情報を、実習に行った病院などで集める
■2月
合同説明会に参加
大学で実施される実習病院の就職説明会に参加
■3月
春休みでインターンに参加(7ヶ所)
[最終学年]
■5月
採用選考(1つ目の病院)
■7月
採用選考(当院)
■8月
当院内定、就職決定
■2月
国家試験
苦労したことは、毎日新たな技術に触れ、自立に向けてその予習と復習に追われ大変だったことです。技術以外にも病棟の業務に関することなど、日々新しいことばかりで、それらを覚えることも大変でしたが、一つひとつ技術を習得していき、一人でできることが増えていったときは嬉しかったです。
また、病棟に入ってきたときは意識障害があり、言葉を発せられず寝たきり状態であった患者さんが、日々回復していく姿を見ると嬉しく思います。当初寝たきりだった患者さんが、回復期病棟でリハビリをして歩けるぐらいまでに回復し、その姿を見せに病棟まで来てくれたときはとても嬉しかったです。
記録やおおむねの技術、全病棟で必要となることは、集合研修で学ぶことができました。
ドレーン管理や呼吸器など新たな技術が必要であったり、管理が難しい患者さんが増えた際に、病棟で勉強会を開いてフォローしてくれました。
3、4年目の先輩がプリセプターとして1年ついてくれるので相談しやすいですし、期間も1年と他院に比べ長いと思うので、その点がとてもありがたかったです。
■4月
☆入職☆
日勤業務(シャドーイング)
部署内オリエンテーション、技術研修、新採用者オリエンテーション(集合)
■5月
日勤業務(シャドーイング)、ロング夜勤業務体験(シャドーイング)
看護技術研修(集合)
■6月
BLS研修(集合)、プリセプターとの振り返り
技術チェック
CPAP/NPPV、看護記録の書き方(集合)
■7月
ドレーン管理
看護技術研修(集合)
■8月
夜勤業務(8月〜)
12誘導心電図
■9月
プリセプターとの振り返り
人工呼吸器勉強会、メンバーシップ・看護過程概論(集合)、看護技術研修(集合)
■11月
看護技術研修(集合)、医療安全(集合)
■12月
メンバーシップ研修
■2月
プリセプターとの振り返り
技術チェック
■3月
新採用者研修修了式(集合)
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