入職を決めるにあたり一番大切にしていたことは、看護師としてしっかりとした教育を受けられるかどうかということです。当院はパンフレットや資料で、1年目、2年目、3年目と年ごとに教育プログラムが示され、どんな教育プログラムがあるのか、スケジュールがどのように進んでいくのか明確に示されていました。また先輩方のインタビューを読み、将来自分がどんな看護師になりたいのかをイメージすることもできました。認定看護師やスペシャリストの紹介など、様々な将来の道が示され、色々な経験ができる機会があると感じ、自分の可能性を広げられるのではないかと思い、入職を決めました。
看護師として成長していく中では、教育を受け、経験を積み重ね、将来の可能性を広げることが重要だと思います。
そのため、病院選びでは、@どのような教育プログラムや研修があるか、A認定看護師の種類や人数が示されているか、B経験年数を重ねる上で、どのようにステップアップしていくのかが明確に示されているか、C研修や教育を受ける際にバックアップがあるのか、これらのような点を重視しました。また、先輩方の姿を自分に重ね、イメージを膨らませることができるかどうかも重視していました。
[最終学年の前々年]
■3月
就職合同説明会参加
[最終学年の前年]
■8〜9月
インターシップへの参加
■11月
学校での面接練習
■12月
学校主催の就職説明会参加
■1月
インターネットにて病院の資料収集
■3月
インターシップへの参加
[最終学年]
■4月
採用選考
■6〜7月
採用選考
■7月
内定
■2月
国家試験
1年目は、1日の看護計画を立てる中で優先順位を考え、余裕を持って行動することに苦労しました。また、先輩にどんなことを相談していいのか分かりませんでした。そのため、看護計画の管理ができず、先輩に迷惑をかけてしまったこともありました。しかし、先輩との1日の振り返りの中で問題点を教えていただき、振り返りをノートにまとめて覚えるという作業を繰り返し行うなど、経験を積むことで、少しずつ看護計画の組み立てもできるようになりました。先輩への相談も、自分が行うケアに対して不安があるときなどに確認することの大切さを理解したことや、チームで患者さんの療養生活を守るといった意識を持つようにしたことで、できるようになりました。
嬉しかったことは、1年間の振り返りの際に先輩からメッセージで労いの言葉を頂き、改めてどんなときも先輩方に見守って頂いていたことを実感したことです。
研修の中で自分のためになり、役立ったことは「体位による神経障害・皮膚障害とその予防法について」学ぶことができたことです。患者さんに日々、体位変換を何気なく行っていましたが、自分が患者として経験することでどんな体位が安楽なのか、逆にどんな体位だと腰が痛かったり、背中や下肢が不安定なのかを実感しました。研修後、体位変換を病棟で行うときは、毎日同じように体位変換するのではなく、体交枕の挿入の仕方や位置を考えたり、ベッドアップもただ頭側を起こすのでなく、足側を上げて置くことで体位のずれを防ぐことができることが分かり、病棟で生かすことができました。
■4月
☆入職☆
■5月
看護記録の書き方研修
■6月
BLS研修
車椅子操作について
■7月
摂食・嚥下スクリーニング研修
■8月
病棟での課題(8月〜12月までテーマ別)
■9月
看護過程概論
メンバーシップ研修
体位による神経障害・皮膚障害とその予防について
■10月
認知症対応研修
医療安全研修
■11月
循環・呼吸器アセスメント研修
医療安全研修
■12月
メンバーシップ研修
■1月
徒手筋力検査(MMT)の評価方法
■3月
認知症看護について
新採用者研修修了式
〒235-0012 神奈川県 横浜市磯子区滝頭1−2−1