祖父母がパーキンソン病で、その介護をする母の付き添いで豊岡病院へ行く機会が多くあり、そこで患者さんに笑顔で接し、温かい声かけをする看護師さんの姿を目にし、看護師を目指しました。
看護学生になり、実際に患者さんと接するなかで、病気に苦しむ患者さんを助けるだけでなく、思いに耳を傾け、寄り添う気持ちを大切にしたいと思い、豊岡病院の看護師になりました。
地元で働き、地域医療に貢献したいという思いがあったので、住み慣れた但馬の基幹病院である豊岡病院でなら、救急部門や急性期の高度医療、診療科が多く、専門領域のさまざまな患者さんの看護が経験できると思い、豊岡病院への就職を決めました。
看護学生のときには豊岡病院が実習病院で、多くの経験や学びを得ることができ、看護師としてのキャリアを積み、成長したいと思うことができました。
病院実習で、先輩看護師の職場の雰囲気に少し慣れていたことで、他の地域から就職してき同僚と比べて、安心してスタートできたと感じています。自分が少しでも早く即戦力として働くことができるよう、頑張れるのではないかと思いました。
【最終学年の前々年】
■10月
オープンホスピタルに参加
■2月
先輩から話を聞く
■3月
奨学金選考面接練習
【最終学年の前年】
■4月
奨学金選考面接
■2月
先輩から話を聞く
■3月
採用試験面接練習
【最終学年】
■4月
採用試験
就職先内定
■2月
国家試験
自分がわからないことやできないことを、適切に報告・連絡・相談するタイミングや、どのように伝えるかを考えて発信していくことに、苦戦しました。また、受け持つ患者さんがだんだんと増え、処置やケアがたくさんあり、事前に学習しておこうと思っても、日々の学習が追いつかないこともありました。
夜勤勤務が始まると、看護師が少ないこともあり、不安で眠れないこともあります。でも、不安げだったのが患者さんに伝わったのか、「頑張ってね、応援しています」と言葉をかけてもらったり、ケアの後に患者さんに「ありがとう」と言ってもらえると、嬉しい気持ちになります。看護技術を一人で実施できると先輩に認めてもらったり、ほめてもらえるとホッとします。少しずつできることが増えているという実感がモチベーションになっています。
研修前に、自己学習としてナーシングスキルを視聴してから臨むので、予習方法が統一されている点や、スマートフォンで比較的簡単に予習ができる点がよいと思いました。
研修ではグループワークが多く、自分の意見だけでなく、他の班員の意見を聞く・共有することで、自分にはない新たな視点に気づくことができました。
私は偏った考え方になりがちな傾向があるので、こうしたグループワークを通して、視野を広げるきっかけにもなっていると思います。
講義だけでなく実技練習においても、グループ分けされた班の中に必ず一人先輩看護師が指導に当たってくださり、全体では聞きにくい小さな疑問や細かい技術指導をいただけるため非常にありがたいです。
■4月
☆入職☆
病院オリエンテーション、感染管理、社会人基礎
バイタルサイン測定や環境整備など看護技術の講義・実践学習
■5月
医療安全講義、KYT
酸素療法、吸引
メンタルヘルス研修
■6月
感染管理、心電図モニター(アラームの意味や対応)
閉鎖式バルーンカテーテル
個人情報・コンプライアンス研修
■7月
急変対応、一次救命処置技術
メンタルヘルス(入職3ヶ月の振り返り)
■8月
認知症患者の看護、せん妄患者の看護
輸血療法の基礎と看護、静脈血採血(シリンジ・真空管採血)
■11月
看護倫理、医療安全
災害看護、災害訓練見学、臨地研修
■12月
静脈注射研修
■1月
メンタルヘルス、社会人基礎力
急変時対応
■3月
キャリア開発・2年目に向けて
リフレクション
終了式
〒668-8501 兵庫県 豊岡市戸牧1094