私は大学での実習を通して、患者さん一人ひとりに向き合って密にコミュニケーションをとる中で信頼関係を構築していくことや、在宅支援に向けた個別性のある看護を提供したいと考えるようになりました。回復期病院は急性期病院よりも入院期間が長く、患者さんとより深く関わることができ、自分のやりたい看護実践ができると思ったのでこの病院に入職したいと思いました。
教育体制です。浜松市リハビリテーション病院では、クリニカルラダーに基づいた教育制度で研修があるので、自分の今のレベルにあった研修を受けることができます。また、プリセプター制度といって一人の新人看護師(プリセプティ)に、一人の先輩看護師(プリセプター)がついて指導し、業務を覚えていく教育システムがあります。困った事や不安なことをすぐに相談出来る存在がいることはすごく心強いです。
[最終学年の前年]
■8月
インターンシップに参加
■10月
大学で開催された就職説明会に参加
■3月
資料請求
[最終学年]
■9月
採用試験
■10月
内定
■2月
国家試験
入職当時は、分からないことばかりで不安な気持ちでいっぱいでしたが、プリセプターの先輩は「分からないことは相談してね」と常に気遣ってくださり優しく声をかけてくださいました。自分の経験や看護技術の未熟さから、無力さや劣等感を感じる場面も多く落ち込んだり凹んでしまうこともありましたが悩んでいる時に先輩に声をかけていただけたことで、「次はこうしていこう」「また頑張ろう」という気持ちを持つことができました。
また、日々患者さんと関わっていく中で入院当初車いすで移動されていた方が歩けるようになったり、経管栄養だった方が経口摂取で食事をするようになったり、オムツ対応だった方がトイレで排泄するようになり、以前できなかったことができるようになる場面に携われることは感慨深いです。患者さんと共に成長し、早く日常生活に戻れるように一緒に頑張ることが自分のやりがいにつながっています。
■4月
☆入職☆
新人オリエンテーション、NR新入職員教育研修(15日間)、看護技術・看護記録の研修、
他職種(看護補助者・セラピスト)のシャドーイング、日勤の見学、日勤勤務開始
■5月
新人研修、看護方式研修、看護過程・退院調整研修、看護記録研修、医療機器研修
■6月
配属1ヶ月の振り返り、急変時対応シュミレーション研修、階層別研修(1年目)、夜勤勤務の見学、夜勤勤務開始
■7月
夜勤独り立ち
■8月
家族看護研修、医師決定支援研修、プロセスレコード研修、フィジカルアセスメント研修(脊椎損傷疾患の理解と看護)
■9月
認知症患者ケア研修
遅番勤務の見学、遅番勤務開始、遅番独り立ち、フィジカルアセスメント研修(大腿骨骨折・椎体骨折・骨粗鬆症の理解と看護)
■10月
回復期ケア研修、階層別研修(1年目職員)フォローアップ研修、新卒看護職員到達度確認
■11月
死後の処置研修、フィジカルアセスメント研修(脳卒中疾患の理解・画像の見方と看護)
■12月
プロセスレコード発表
■2月
新卒看護職員到達度確認
クリニカルラダーTの自己評価/他者評価
〒433-8511 静岡県 浜松市中区和合北1丁目6-1