私は山口県宇部市に住んでいたのですが、将来は関東で就職をしたいと思っていました。関東の病院のホームページを閲覧中、川崎協同病院の「あったかんごを」見て、雰囲気が良さそうな病院だなと思い、資料請求や病院説明会に参加しました。メールのやり取りをしていた学生担当の方が優しく、ここなら上京して一人でもやっていけそうだなと思いました。教育制度が4年間あることも、看護師としてその人の合わせて成長できそうだと思い就職を決めました。
病院の雰囲気・人間関係の良さです。医療現場なので他職種や看護師同士のコミュニケーションが大切です。話しづらいと医療や看護の連携が取れないですし、患者さんに不利益がないようにと思いました。また、看護師新人教育がみんな同じペースではないところも良いと感じました。個人のペースに合わせてくれて、「違っていてもいいんだよ」と言ってくれたのは、とても安心できました。
[最終学年の前年]
■2月
合同説明会参加
[最終学年]
■7月
本格的に探し始める
■10月
採用試験
■2月
国家試験
看護業務の内容や疾患のことなど、覚えることが多く大変でした。自分にできるのか、始めはとても心配でしたが、6ヶ月がたち、少しづつさまざまなことが理解できるようになってきました。日々メモを取りながら、学習にもつなげています。
周りの先輩たちが、「焦らなくていいよ」「進むペースは人それぞれだから」「何かあったら言ってね」と声をかけてくれることがとても助かります。焦らず自分のペースで成長でき、先輩が見守ってくれている安心感があります。ナースコールで呼ばれ対応した患者さんに、また来てねと言われとても嬉しかったです。看護師として必要とされている実感が湧きました。
他職種と一緒に行った研修があったから、研修医にも聞きやすく話しやすいです。分からない疾患など気軽に聞けるのは、とても助かります。
各種検査の検体の取り扱い方は、実際に病棟で働き始めてからレジメを見返しながら行っています。採血や静脈留置針の挿入など、研修で同期同士で行ったのが初めてでした。初めてが患者さんではなくて良かったです。採血や静脈留置針の挿入が成功すると、嬉しいし自信がついていきます。
ピアサポートは1週間に1回同期と話せる!と思うと、心の安らぎになっています。みんな頑張っているから、私も頑張ろうと思えます。
■4月
☆4/1 入職式☆
1週間:全職種新人職員研修
2週間:新人看護師研修
(感染対策・針の取り扱い方・電子カルテ情報収集の仕方・注射点滴作成・輸液管理・
医療安全・血糖測定・模擬患者による医療コミュニケーション・検体の取り扱い・
危険薬剤の取り扱い・看護記録・静脈留置針の挿入 など)
1週間に1回ピアサポート
※毎週木曜日認定看護師リレー学習会をZOOMにて開催(緩和ケア・皮膚排泄ケア・認知症看護・地域看護)
■5月
看護上の問題点に沿った情報収集と看護記録(看護主任)
食事介助の方法(リハビリテーション科)輸液ポンプシリンジ経腸ポンプ(臨床工学科)
ハイリスクな薬剤と取り扱い方(薬剤師)体位変換と移乗(リハビリテーション科)
1週間に1回ピアサポート
■6月
検体の種類と各種検査(臨床検査技師)
認知症看護(認知症看護認定看護師)
逝去時の看護とエンゼルケア(緩和ケア認定看護師)
正常心電図
1週間に1回ピアサポート
■7月
急変時の対応(概要・BLSからACLS・急変時の記録・挿管の介助・救急カート)
3ヶ月のまとめ
月に1回ピアサポート
■8月
SBARを用いた報告の仕方(医療安全専任者)
褥瘡(皮膚排泄ケア認定看護師)
感染対策の実際(感染対策専任者)
メンタルヘルス(教育担当師長)
十二誘導心電図(臨床検査技師)
月に1回ピアサポート
■9月
月に1回ピアサポート
■10月
6ヶ月のまとめ
患者史発表会(生活と労働の中で発症する病気の機序を知る)
■11月
看護記録の実際(看護主任)
ケーススタディの書き方(教育担当師長)
認知症看護(認知症看護認定看護師)
医療倫理を考える(他職種新人職員合同研修/緩和ケア認定看護師)
異常波形の心電図
月に1回ピアサポート
■12月
診療報酬の仕組み(医事課)
放射線検査の基礎知識と放射線の曝露(診療放射線技師)
ケーススタディの共有と文献探索
月に1回ピアサポート
■1月
ケーススタディの共有と文献探索
月に1回ピアサポート
■2月
ケーススタディの共有と文献探索
月に1回ピアサポート
■3月
1年のまとめ
ケーススタディ発表会
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