実習に何度か来させていただいたとき、看護師の方々がとても優しく接してくださったことを覚えています。学生一人ひとりに合わせて指導してくださり、初めて看護に対するやりがいや、達成感を感じることのできた病院だったのが一番の決め手だったと思います。また、地方から上京してきたこともあり、海や山に囲まれた場所でのびのびと働けたらなと思っていたことも決め手の一つとなりました。さらに、横須賀市は様々な国の方々がお住まいになられている地域ということもあり、日本人だけでなく外国の方々と関わる機会が多いことも魅力の一つだと思い、入職を希望しました。
やはり、入職と同時に一人暮らしも職場の近くで始めるつもりでいたので、自分が生活しやすい、働きやすい環境を重視しました。急性期で実力をつけたいという思いもありつつ、田舎育ちで息が詰りそうな都会には行きたくないという思いが葛藤していた私にとって、横須賀市は生活の場としてもバランスの取れた場所だなと思いました。また、職員の人間関係も病院選びで重視していたものの一つだと思います。実習の時に見ることのできた看護師間のコミュニケーションがとても印象的で、「私もこの病院の一員になりたい」と思うことのできた場所だったからこそ、入職を決めれたのかなと思います。
[最終学年の前年]
■10月
学校から配布される説明会のチラシやパンフレット集める
■1月
就職サイトが主催する合同説明会に参加
■2月
インターンシップ参加
■3月
インターンシップ参加
[最終学年]
■4月
採用試験
■2月
国家試験
入職当初は、まずこの環境に慣れることに精いっぱいで、毎日手に汗握りながら職場に向かっていました。混合科ということもあり、様々な主訴をもつ患者さんとどう関わりを持てばよいのか難しかったです。また看護技術も一から覚え直さないといけないほど未熟だったこともあり、さまざまなことを一気に吸収することがとても大変でした。しかし、最近では自立した技術も増え、先輩のフィードバックを聞きながらですが、患者さんの全体像を少しずつ捉えながら退院に向けた関わりができるようになってきました。また、ある患者さんから「あなたの笑顔のおかげで元気になるのよ。いつもありがとう。」と言っていただけたときは、一生懸命働いてよかったなと、やりがいを感じ、嬉しい気持ちでいっぱいになります。
横須賀共済病院は、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、1年とそれぞれ到達度や目標があり、その目標達成に向けた研修を一つずつ丁寧に研修をしてくださるので、焦らずゆっくり学ぶことができます。また、研修の最後にはグループワークがあり、それぞれの病棟で困っていることや、働いていて嬉しかったことなどを、お互いに共有する時間があります。その時間があるおかげで、他の病棟の同期とも仲良くなることができ、技術の進度や自立度を共有することができるので、とても魅力的だと思います。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション
日常生活援助技術(ポジショニング・褥瘡予防、転倒転落予防・移乗・移送介助)
■5月
採血、点滴静脈注射
■6月
安全な薬剤管理、輸液・シリンジポンプの使い方、リフレッシュ研修@
■7月
吸引・摂食嚥下(水飲みテスト)
■9月
看護記録(看護過程の展開)、看護管理(社会人・組織人とは)
■10月
看護記録(看護必要度)、災害看護
■11月
がん看護、リフレッシュ研修A
■12月
多重課題シュミレーション研修
■1月
看護倫理
〒238-8558 神奈川県 横須賀市米が浜通1-16