もともと急性期の看護に興味があり、規模の大きな病院で働きたいと思っていたので、500床以上ある急性期病院に絞って病院選びをしていました。その中で、病院や看護部の理念に共感したこと、3次救急に指定されており救急医療に力を入れていること、設置母体が大きく福利厚生が充実していること、離職率が低いことから、横須賀共済病院に興味を持つようになりました。さらに病院見学会に参加し、実際に働く看護師から直接話しを聞くことができたり、病棟内で実際に働いている様子を見ることができ、他の病院と比較して病棟の雰囲気が良く、働きやすそうだと感じた為入職を決めました。
見学会に参加して感じた病院の雰囲気や印象を大事にしたり、学生の時に持っていた理想の看護師像に近づけるための教育体制があるかどうかを考えていました。見学会や説明会だけでは病院のすべてを知ることはできないので、実際に働いてから「想像と違った!」と思うこともありますが、振り返れば、あのときの自分の直感を信じてよかったなと思うことの方が多いです。また、私は働く場所を短期間で変えることがあまり好きではないので、看護師の勤続年数や離職率も参考にしていました。それから、地方からの就職だったので宿舎があるかどうかも重視しました。もちろん給料や休暇の取得率も大事でした。
[最終学年の前年]
■12〜2月
病院研究(資料請求、病院ごとの説明会、就職サイト主催の合同説明会に参加)
■3月
病院決定(採用試験を受けたい病院を3つくらいに絞る)
面接練習、履歴書作成
[最終学年]
■4月
採用試験(第一希望の病院から試験を受け始める)
■2月
国家試験
大学3〜4年生の時期は新型コロナウイルスの影響でほとんど実習に行くことができず、病院に行くことも久しぶりだったので、どんな風に患者さんと接していたかを思い出せず、最初は恐る恐るベッドサイドに行っていました。また、疾患の知識はあってもそれを実際の患者さんに当てはめて考えることが難しく、受け持った患者さんの病態を理解することも大変でした。それでも、患者さんから感謝の言葉をかけられたり、「今日の担当があなたで良かった」と言ってもらえた時は、一生懸命やって良かったと思えますし、次はもっとこうしようとさらに頑張る力をもらえます。そして、患者さんから学んだことや足りていないと感じた知識を勉強し、次に同じような疾患を持った患者さんを受け持った時に、前はできなかったことができるようになったと感じる時はとても嬉しいです。
研修は1〜2回/月ペースで、事前に日程を提示してくれるので、自分が病棟で見たり実践してから研修を受けることができ、研修の中で改めて学び直すことができるので、方法や根拠がより理解しやすいと思っています。また、新人一人ひとりにプリセプターがついてくれるので、困ったことを相談できる先輩がいることが心強いですし、先輩も親身に話を聞いてくれるのでコミュニケーションがとりやすいと感じます。プリセプターと勤務がかぶらないこともありますが、私の病棟ではプリセプター以外にも毎日色々な先輩がバックについてくれるので、日々の業務の中で分からないこともすぐに聞ける環境があり、とても助かっています。
■4月
☆入職☆
日常生活援助技術(ポジショニング・褥瘡予防・転倒転落予防・移動・移乗介助)
■5月
採血、点滴静脈注射
■6月
安全な薬剤管理、輸注・シリンジポンプ、リフレッシュ研修
■7月
吸引・摂食嚥下(水飲みテスト)、フィジカルアセスメント基礎編
■9月
看護記録(看護過程の展開)、看護管理(社会人・組織人とは)
■10月
看護記録(看護必要度)、災害看護
■11月
がん看護、リフレッシュ研修、多重課題シミュレーション研修
■12月
看護倫理
〒238-8558 神奈川県 横須賀市米が浜通1-16