

私は、学生の頃から災害看護について強く興味を持っており、群馬県の基幹災害拠点病院として機能している当院で災害看護について学びを深めたいと考え、就職を希望しました。今は業務に慣れ、病棟の一員として力になれるように日々励んでいますが、いずれは災害救護班としても活動できるよう努力していきたいです。また、当院の教育体制に魅力を感じたことも入職を決めた理由の一つです。入職してすぐには配属とはならず、3ヶ月のローテーション勤務を行いながら、希望する部署の特徴について知ることができます。また、看護技術の研修を通して手技を復習し、手技を確立させてから患者さんに実践することができるため、現在も安心して働くことができています。
病院選びで重視した点は、新人の教育体制、勤務体制、実際に働いている先輩の声です。病院説明会だけでなくインターンシップに参加することで、病棟の雰囲気を感じたり、年齢の近い先輩方に直接お話を聞くことができるため、就職後の想像がつきやすくなると感じています。また、就職時の試験や面接のポイントについての情報を入手できる機会となるため、参加することをお勧めします。
[最終学年の前年]
■8月
病院主催の就職説明会
■12月
インターンシップ
[最終学年]
■2月
国家試験
部署に配属となってから徐々に受け持たせていただく患者さんの人数が増え、優先順位を考えて時間管理をしながら業務を行うことが現在の自分の課題となっており、苦労している点です。これらの克服に向け、業務終了時に指導者さんと振り返りを行い、自分の課題を見つけ、それを改善していくというサイクルを繰り返しながら課題解決に向けて頑張っています。入職して嬉しかったことは、自分の看護技術や処置に対し、患者さんから「1年目感を感じさせないね。」と言っていただけたことです。このように言っていただけたのは、看護技術の研修やローテーション勤務を通して多くの経験を積み、様々な先輩方からアドバイスをいただけたことで、自身の中で少しでも自信を持つことができているからではないかと考えました。入職後の研修が、部署配属後も大いに役だっていると感じています。
入職後すぐに配属とはならず、3ヶ月間のローテーション勤務があります。入職前のアンケートから、希望する部署に行くことができるよう配慮してくださり、3〜4病棟回ることができます。これと並行しながら、看護技術の研修が行われます。技術研修が終了していない看護技術は、患者さんに対して行うことは出来ないため、不安を抱きながら看護技術を提供することはなく、患者さんや自分の安全を守ることができます。配属された部署ではあまり経験することのない看護技術も経験することができたため、いざ自分の部署で行うことになっても、研修の際の経験を活かすことができます。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション・看護部部署紹介
ローテーション勤務
研修(感染管理、排泄介助、食事介助、移乗、体位変換、看護記録と電子カルテ 等)
■5月
ローテーション勤務
グループ面接
研修(吸引、酸素療法、インスリン、輸液ポンプ、フィジカルアセスメント、救急時の看護 等)
■6月
ローテーション勤務
研修(看護管理T、皮膚トラブルの予防 等)
3ヶ月の振り返り
■7月
部署配属
■9月
ストレスマネジメント研修・リフレッシュ研修
日勤業務査定(9月以降)
■10月
6ヶ月の振り返り
看護技術経験・到達度確認
■11月
夜勤業務査定(11月以降)
■12月
多重課題研修
■2月
看護技術経験・到達度確認
■3月
1年の振り返り
キャリア開発ラダー実践者ラダーレベルT認定評価会

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