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疑問はこれで解消! 先輩たちの就活ホンネ座談会!!

自分自身のどこが評価されたと思いますか?

  • H・Kさん 面接で質問に対して、沈黙せずに笑顔ですぐに受け答えができたことでしょうか。病院説明会でも、積極的に質問してアピールして印象づけると同時に、当日までに病院についてたくさん調べました。面接会場ではすれ違う人全員に挨拶をしました。また会場に入る前にスマホの電源を切り、終了しても駅に着くまで電源を入れないなど、倍率も高かったため緊張感をもって、小さな積み重ねを行いました。
  • H・Hさん 私も面接で面接官の方と笑顔で話せたことが大きな要因だと思います。大学時代に献血推進サークルに所属して、赤十字社のボランティア活動で全国を回ったことなどの体験を通して感じたことや学んだことを話しました。自分の言葉で、しっかり相手の目を見て伝えることができたことが内定につながったと考えます。
  • I・Kさん 私も面接がポイントですね。「看護師は患者さんの一番近くにいる存在」という病院の看護理念と、自分の行いたい看護が一致していることを伝え、貢献したいという思いを強くアピールしました。その気持ちが面接官に伝わり、自分を必要としてくれたのだと思います。
  • S・Aさん 私も皆さんと同じですね。面接で自分の看護観、やりたい看護が明確だった部分が評価してもらえたのではないかと考えます。実習についての質問も多く、具体的なエピソードを話したことで、志望した理由も明確に伝えられたと思います。

内定先の病院に決めた一番の理由は何ですか

  • H・Hさん 奨学金を利用していたことが理由ですが、内定先の病院は系列病院のなかで小規模のため、個々の患者さんとじっくり向き合う看護が実践でき、自分の目指す看護と一致していたからです。病院のアピールポイントであるスタッフ間のコミュニケーションがいいことも、温かみのある病院だと感じ、この病院で働きたいと思いました。
  • I・Kさん 就活を行い比較するなかで、やはり実習先の病院で、雰囲気もわかっていたことが決め手となり第一志望としました。高校時代の先輩がいたことも安心につながりました。また、実家から通えること、市立病院は公務員扱いのため、収入が安定していることもポイントでした。
  • S・Aさん 精神科の専門病院は、新卒枠が少ないため、教育体制がしっかりしている公的病院で学ぶことを希望していました。そして大きな要因となったことは、精神科において患者さんの自己決定支援を大切にしている病院の姿勢に共感したことです。
  • H・Kさん 以前から小児科の看護師として働くことを希望していました。総合病院も検討し、内定をもらいましたが、小児科に配属されるかは確実ではなかったため、学生時代からの目標であった小児専門病院で働くことを決めました。

一番大変だった時期や悩んでいることはありますか?

  • I・Kさん インターンシップなどに参加できず準備が遅れ、病院選びに苦戦しました。2年生のとき、合同就職説明会に参加しても、なかなかイメージがつかめず、自分の行きたい病院や実践したい看護が見つかりませんでした。先生や親にも相談しましたが、自分の目で確認した病院がいいと思い、最終的に実習先の病院を選択しました。
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  • S・Aさん 大変だったのは、本番ではなく学内選考の面接でした。学科長や教授の先生3人対学生1の面談で大学内でも怖いと言われる先生方で緊張も大きかったです。さまざまな対策をして臨んだのですが、自分の長所・短所、看護観、志望理由など、かなり突っ込んだ質問が多かったですね。戸惑った部分もありましたが何とか乗り切れました。
  • H・Kさん 身上書の書き方や小論文で苦労しました。身上書は表面的なことではなく、自分が答えられる事実を書くことを心掛けました。小論文対策は1日1テーマ800字程度の小論文を書くことを3週間ほど続けることで、文章を記述することに慣れていきました。
  • H・Hさん 保健師の資格を取得するための集中講義とエントリーシートを書く時期が重なったことが大変でした。毎日これだけはやろうと計画して、就職に関することは朝から取りかかり、完成したら課題に取り組むなど、1日のスケジュールを決めてクリアしました。

学校の授業や実習、国試の勉強との両立のコツを教えてください

  • H・Kさん 実習はすべて終わり、学校も週1回なので、国試の勉強、アルバイト、プライベートを自分のなかでうまく両立しています。きちんと決めてやることは苦手なため、1日2〜3時間を目安にモチベーションが保てる時間で行うようにしています。友人のなかには1日6時間勉強する人もいて焦りますが、自分に合った時間を決めて集中し、1日1問は問題に触れることを日課としています。時には勉強を忘れてオシャレをして、一人で出掛けてリフレッシュしています。
  • H・Hさん 学校の授業が週4日ありますが、国試のことが気になり、なかなか集中できません。模試も先日初めて受けましたが郵送だったため、本番の臨場感を体験できていないことが不安です。このペースで間に合うか心配な日々ですが、友人と勉強するとやる気が出るので、アプリなどを利用して一緒に勉強する機会を設けています。両立は難しいですが、タブレットを利用するなど、自分のやりやすい方法で行うことがいいと思います。大学生活最後の時期、プライベートも大事です。私にとって、アルバイトや友人と過ごすことは有意義な時間となっています。
  • I・Kさん 実習はまもなく終了し、週1回の通学となります。土・日はアルバイトで気分転換し、勉強するときとプライベートの時間を切り替えることを意識しています。私はあまり両立できていませんが、移動時間にアプリを利用する、勉強はできるだけ学校で行うなど、環境を変えて取り組んでいます。
  • S・Aさん 現在最後の実習のため、今は実習に力を入れ、国試対策は毎晩数問ずつ問題を解いています。実習がうまくいかないときは、国試のことは忘れて実習に集中するようにしています。そのほか、大学の授業の空き時間や通学時の電車でアプリを用いて国試の問題を解いています。

最後に後輩へのメッセージをお願いします

  • H・Hさん  奨学金を利用する人は、事前に調べて病院選びを行うことをお勧めします。早めに先生に相談することで、選択肢を広げることができます。そして自己分析は早い段階から取り組むことが肝心ですし、就活を成功させるポイントです。
  • I・Kさん 私はスタートが遅かったので、早いうちから情報収集を行い、可能であればインターンシップや説明会に参加して自分に合った病院を見つけることが大切だと痛感しています。そして不安や心配なことは、一人で抱え込まないことです。先生や先輩と親しくなり、相談できる人を探すことも大事です。第三者からのアドバイスを受けることで視野が広がると思います。
  • S・Aさん 皆さんが言っているように、とにかく早くから対策を始めることです。私は大学の先生に普段から挨拶して顔を覚えてもらい、「この病院を目指そうと思う」と早い時期に相談しました。そして授業や実習に真面目に取り組むことも大切です。一生懸命やっていれば、先生は味方してくれます。I・Kさんと同様、気軽に相談に乗ってもらえる先生を探すことが内定への近道かもしれません。
  • H・Kさん 自分がこの病院なら頑張れると思う病院を見つけることです。絶対に合格するという気持ちをもって臨めば、いい結果につながると思います。自分に一番合っている病院を調べて、先生などに相談して疑問を解決し、不安な要素は事前の病院説明会などで質問をしたうえで、安心して本番に臨むことをお勧めします。

座談会挿絵

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