入職を決めた理由

私が入職を決めた理由は、大学病院であるため常に新しい医療を学ぶことができることや多くの患者と関わる事で多くの症例をみれるため、色々な知識や技術を身につける事が出来ると思ったからです。また、インターンシップを通して、病院を見学した際には、希望した手術室で看護体験をすることが出来たり、色々な先輩方が声をかけてくださったりと細かく説明して頂きとても学びのある経験をする事ができました。その際に職場の雰囲気がよく働きやすい環境であるのではないかと思い、私もこの病院で看護師としての知識と技術を身につけたいと思ったため入職を決めました。

病院選びで重視した点

私が病院選びで重視した点は教育制度が充実している事と病院の寮があることの２点です。教育制度が充実している病院であれば最新の医療知識や技術を効果的に学ぶことが出来るのではないかと考え重視しました。実際に新人研修では、少人数での研修制度があり手厚いサポートを受けられることでより成長できると感じました。また、病院の近くに寮があるという事も地方出身の私にはとても重要なポイントでした。近くにあることで通勤の時間が減らせ仕事に集中できることや同期との交流を持てることで仕事の悩みなどを相談する事も出来るのではないかと思ったからです。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前々年］
■3月
　説明会に参加（就職サイトが主催）


［最終学年の前年］
■4月
　説明会に参加（就職サイトが主催）

■8〜9月
　インターンシップ


［最終学年］
■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

一年目で苦労した事は、手術室という特殊な環境であったため、今まで勉強してきたことだけではなく、使用する器械や手術手順など新しく学ぶ事が沢山あったことです。毎日仕事が終わった後に振り返りと明日の勉強をする事はとても大変でしたが、先輩方が丁寧に指導してくださるおかげで、最初の頃は焦って出来なかったことも段々出来るようになり、少しずつ成長しているなと実感することができました。また、手術の流れが分かってくると予測して器械渡す事が出来たり、先生方から褒めていただける事もあり、とてもやりがいを感じています。

新人研修内容の特長

新人研修の特徴は、少人数のグループに分かれて色々な技術を学べる事だと思います。少人数に分かれて技術の練習を行うため、細かいところまで講師の方が丁寧に教えてくださったり、分からない事もすぐに質問し答えを聞けるような環境であるため、より学びを深める事ができると思います。また、研修の最後にグループで行うシナリオ研修では、複数の患者を受け持ち、多重課題を設定、患者の病態変化や検査処置指示への対応など、何を優先的に行うか考え実践していきます。リアルな設定になっているため、日々の業務に活かす事が出来ると思います。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆

■5月
　基礎看護技術１、感染看護の基本・標準予防策、医療事故防止の基本、
　患者誤認防止策、輸液・シリンジポンプの取り扱い

■6月
　グループワーク（入職３か月を通して）、看護過程と看護診断、
　麻薬・毒薬・劇薬・向精神薬、重症度・医療・看護必要度（正しい評価と記録）、
　輸液の目的・取り扱い、ナラティブの説明

■7月
　環境調整技術、食事援助技術、排泄援助技術、与薬の技術、
　清潔・衣生活援助技術、症状・生体機能管理技術、感染防止の技術、
　安全確保の技術

■9月
　食事援助技術、排泄援助技術、活動・休息援助技術、与薬の技術、
　症状・生体機能管理技術、苦痛緩和、安全確保の技術

■10月
　呼吸・循環を整える技術、与薬の技術、安全確保の技術、感染防止の技術

■11月
　救急看護

■12月
　救命救急処置技術、症状・生体機能管理技術、その他の看護技術、安全確保の技術

■1月
　フィジカルイグザミネーション、人工呼吸器の理解

■2月
　活動・休息援助技術、清潔・衣生活援助技術、呼吸・循環を整える技術、
　創傷管理技術、救命救急処置技術、安全確保の技術、クリティカルケア看護技術

■3月
　医療事故防止、褥瘡予防、認知症看護、看護倫理、事例発表（ナラティブ）

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