入職を決めた理由

私の将来の夢は、在宅で活躍できる看護師です。地域との関わりが深い病院を探していたところ、友人から協同病院を紹介されました。ホームページに載っていた「あったかんごストーリー」を見て、こんなにも患者さんの思いにこたえる病院見たことない！！と感銘を受け入職を決めました。
認定看護師になる場合金銭的にも業務的にも支援が受けられるので、キャリアアップがスムーズにできることにも魅力を感じました。

病院選びで重視した点

私のなりたい看護師像が叶えることが出来る病院
コロナ禍だったので病院見学などいけませんでした。WEB説明会に参加した時に見た映像から先輩や後輩・同期との人間関係の良さが伝わりました。
基礎研修や定期的な学習会も開催しているので教育も充実していることにも魅力を感じました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年］
■4月
　病院探し始める

■11月
　説明会参加

■2月
　採用試験
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

患者さんに顔や名前を覚えてもらえた時や、私が勤務じゃない時に退院をした患者さんがあいさつしたかったと伝言を残してくれた時など患者さんとの関係が築けたときは嬉しいです。

前回失敗してしまったことが注意できるようになったり、勉強したことが少しづつ看護に繋げられると嬉しいです。

始めの頃は何が出来ていないのか、自分では分かりません。先輩が勉強の方法や、足りないものを補うために何をすればいいか教えてくれます。自分のやるべき方向が見えてくるまで苦しかったです。

新人研修内容の特長

研修会や学習会は毎回役に立ちます。麻痺のある患者さんの食事介助方法・体位変換や移乗の時の介助者の身体の使い方・薬剤配合時の注意点など、毎日使うスキルを他職種から教えていただけます。

ピアサポートでは、1週間に1回新人看護師だけが集まり1週間の出来事を話します。同期の話を聞くのは楽しかったし同じようなことを悩んでいたので、一人で焦らなくても大丈夫でした。

4月の初めに他職種合同研修があったので、困った時に多職種の新人職員に声がかけやすく安心できます。

フィジカルアセスメント研修では、事例を元にグループで検討するので勉強の幅が広がります。病棟の患者さんと比べながらイメージし、今後ここは絶対見逃さない！と関連が付けられるようになりとても楽しいです。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職式☆
　・他職種合同研修；フィールドワークやグループワーク・組織の理念
　・看護師研修；病棟シャドーイング1週間・医療安全・感染対策・危険薬剤の取り扱い方・
　　針の取り扱い方・血糖測定・チューブ類の固定の仕方・薬剤のミキシング・電子カルテでの情報収集・
　　注射指示受け〜患者に実施するまでの一連の流れ・検査科検体の取り扱い方・漏れないおむつの当て方・
　　採血・留置針の挿入・看護記録の書き方・ストレスコーピング・模擬患者による医療コミュニケーション
　・職場配属後1週間に1回ピアサポート研修

■5月
　・心を守り自分を育てる・薬剤師のハイリスクな薬剤と取り扱い方
　・臨床工学科の輸液ポンプシリンジポンプ・ゼロから始まる情報収集
　・リハビリテーション科の体位変換・移乗・ポジショニング
　・1週間に1回ピアサポート研修

■6月
　・看護記録の実際・認知症看護・検査科の検体の種類と各種検査・上手な叱られ方
　・正常心電図
　・1週間に1回ピアサポート研修

■7月
　・急変時の対応；講義・挿管介助・記録の書き方
　・3ヶ月のまとめ
　・生活と労働の視点で病態を考える・看護の気付き・フィジカルアセスメント（悪心嘔吐）
　・認定看護師の褥瘡の実際

■8月
　・SBARを用いた報告の仕方・緩和ケア認定看護師の逝去時の看護
　・フィジカルアセスメント（胸痛）・看護記録の実際
　・検査科の12誘導心電図のとり方

■9月
　・チームビルディング・看護必要度・メンタルヘルス・医療倫理を考える
　・異常心電図（af・PVC・VT）

■10月
　・認定看護師の緩和ケア・放射線技師の放射線検査と基礎知識
　・フィジカルアセスメント（急性腹症）・感染対策・リハビリテーション科の麻痺のある方への食事介助
　・6ヶ月のまとめ
　・患者史発表会

■11月
　・ケーススタディのまとめ方・給与明細の見方・認定看護師の認知症看護
　・フィジカルアセスメント（呼吸困難）・医事課の診療報酬

■12月
　・ケーススタディ文献検索方法と作業

■1月
　・ケーススタディ作業

■2月
　・ケーススタディ作業とスライド作成

■3月
　・1年のまとめ・ケーススタディ発表会・修了式

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