奨学金を受けようと思い、いろいろな病院のホームページを母と見ていました。ホームページの「あったかんごストーリー」を見て、母と一緒にいいねーとなりました。暖い印象を受けたので、病院見学に行きました。
川崎市内に診療所が何個もあり地域に密着し、患者さんに寄り添える看護ができることも魅力に感じました。また「新人教育がしっかりしている」と母がうわさで聞いたこと、認定看護師になるのに業務保障とお金の支援をしてくれることも決め手となり、奨学金を受け将来この病院で看護師として働きたいなーと思いました。
奨学金が受けられる病院を探していました。
また入職する前から月に一回程度オンライン上で就職をする方々と関わりが持てるので、安心して就職ができると思いました。
奨学金を受けていたのでアルバイトをしなくても金銭的に苦労をせず、国試勉強をしながら就活をしなくていいので集中して勉強に取り組めました。
[最終学年の前年]
■4月
奨学金受ける
[最終学年]
■8月
採用試験
■2月
国家試験
実家を出て一人暮らしを始め、食事と睡眠のバランスが変わり体調を崩しやすくなりました。また仕事や環境の変化に慣れるまで、とても疲れました。就職してから半年が経ち、徐々に生活の変化にも慣れ体調も整えられるようになりました。
私にとって初めての受け持ち患者さんが退院をする日、手術後ほかの病棟に転棟をしたのですが、わざわざ私を訪ねて来てくれ「これからも頑張ってね」とエールをいただき看護師になって良かったなと思いました。
「留置針が血管に入った」「午前中に検温が終わった」「患者さんのお話しをゆっくり聞けた」など昨日できなかったことが今日はできるようになり、毎日成長している自分に実感できることは嬉しいです。
入職して最初に「多職種合同研修」があります。1週間多職種と一緒にグループワークを中心に研修を行います。他の職種の新人職員と仲良くなれるので、病棟で働くようになってから同期の研修医に患者さんの病態など気軽に聞けます。病院内で同期の職員に会うと元気が出るし、緊張せず何でも聞ける関係性ができたのは多職種合同研修があったからだと思います。
「ピアサポート研修」は、1週間に1回新人看護師だけが集まりモヤモヤしたことなど話します。この研修にはだいぶ助けられました。始めの頃は病棟にいる間ずっと緊張しっぱなしなので、ピアサポートに来ると、リラックスし安心できました。他の病棟の進捗状況も分かり、先に吸引を習得した病棟の同期からポイントや困っていることなど聞けました。
明日もがんばろうと思える研修です。
■4月
☆入職式☆
・他職種合同研修;フィールドワークやグループワーク・組織の理念
・看護師研修;病棟シャドーイング1週間・医療安全・感染対策・危険薬剤の取り扱い方・
針の取り扱い方・血糖測定・チューブ類の固定の仕方・薬剤のミキシング・電子カルテでの情報収集・
注射指示受け〜患者に実施するまでの一連の流れ・検査科検体の取り扱い方・漏れないおむつの当て方・
採血・留置針の挿入・看護記録の書き方・ストレスコーピング・模擬患者による医療コミュニケーション
・職場配属後1週間に1回ピアサポート研修
■5月
・心を守り自分を育てる・薬剤師のハイリスクな薬剤と取り扱い方
・臨床工学科の輸液ポンプシリンジポンプ・ゼロから始まる情報収集
・リハビリテーション科の体位変換・移乗・ポジショニング
・1週間に1回ピアサポート研修
■6月
・看護記録の実際・認知症看護・検査科の検体の種類と各種検査・上手な叱られ方
・正常心電図
・1週間に1回ピアサポート研修
■7月
・急変時の対応;講義・挿管介助・記録の書き方
・3ヶ月のまとめ
・生活と労働の視点で病態を考える・看護の気付き・フィジカルアセスメント(悪心嘔吐)
・認定看護師の褥瘡の実際
■8月
・SBARを用いた報告の仕方・緩和ケア認定看護師の逝去時の看護
・フィジカルアセスメント(胸痛)・看護記録の実際
・検査科の12誘導心電図のとり方
■9月
・チームビルディング・看護必要度・メンタルヘルス・医療倫理を考える
・異常心電図(af・PVC・VT)
■10月
・認定看護師の緩和ケア・放射線技師の放射線検査と基礎知識
・フィジカルアセスメント(急性腹症)・感染対策・リハビリテーション科の麻痺のある方への食事介助
・6ヶ月のまとめ
・患者史発表会
■11月
・ケーススタディのまとめ方・給与明細の見方・認定看護師の認知症看護
・フィジカルアセスメント(呼吸困難)・医事課の診療報酬
■12月
・ケーススタディ文献検索方法と作業
■1月
・ケーススタディ作業
■2月
・ケーススタディ作業とスライド作成
■3月
・1年のまとめ・ケーススタディ発表会・修了式
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