私は10年間病院で勤務し、その後は訪問看護など在宅看護に携わりたいと思っています。キャリアを伸ばし資格を取るためにも、関東で就職したいと思い色々な病院のサイトを見ていました。地域看護コースがあるのは協同病院だけで、在宅看護の教育もしっかりしていたので就職を決めました。
看護大学でチーム医療の大切さを学びました。他職種と仲良くなかったらチーム医療はできないし、就職して最初に他職種合同研修があるので仲良くなれるんじゃないかと思いました。今では研修医や検査技師・リハビリテーションのセラピストなど、同期と緊張せずに気軽に話すことが出来ます。
WEBインターンシップに参加した時、病棟で看護をしている映像を見ました。認知症の方に食事介助している場面でした。その方はゆっくり時間をかけてゼリーを召し上がっていたのですが、看護師さんが声をかけながら本人のペースに合わせて介助していました。丁度その時実習で食事介助をする患者さんを受け持っていて、時間内に食事を終わらせなければいけなかったので心に刺さりました。この病院なら私がやりたいことが出来るかもしれないと思いました。
4年間と長い新人教育期間にも魅力を感じました。しっかり基礎看護を習得することは、後の看護に大きく影響します。資格を取り患者さんに貢献していきたいです。(思っていた以上に新人看護師研修は手厚かったです)
[最終学年]
■10月
求人サイト
■11月
説明会
■12月
採用試験
■2月
国家試験
初めて受け持ちをした患者さんが退院する時、わざわざ私を探してお別れの挨拶をしに来てくれました。患者さんにとって私はいっぱいいる看護師の中の1人なのに覚えていてくれ、元気になり晴れやかな顔をしている患者さんが見れてとても嬉しかったです。また看護師になる前は、看護技術が未熟な新人に採血されることを患者さんは嫌がるかと思っていましたが、新人だと分かると「私の腕で練習してごらん」と言ってくれます。患者さんにも看護師として育ててもらっています。日々成長し変化している自分を実感できることは嬉しいです。
苦労していることは朝起きることと、月に1回夜勤の見学をしているのですが1回夜勤をすると1つニキビが増えることです。
4月「他職種合同研修」で、病院の周りをフィールドワークしました。青森から川崎に来たので土地勘がなく、講義だけでは分からない地域に住んでいる方々の生活を見ることができ、ここに暮らしている人たちが救急車で運ばれてくるんだなーと理解することが出来ました。
月に1日新人看護師研修があります。1年間かけて基本的な知識や看護技術を習得できるようプログラムされています。「フィジカルアセスメント」研修では、グループに分かれて答えを導き出すだけではなく、みんなの意見が聞けて新しい発見があります。
先日は胸痛のフィジカルアセスメント研修を行いました。その後病棟で胸痛を訴えた患者さんに対し、今までだったら先輩にすぐに報告をしていましたが、次の1歩が行え予測しながら看護をすることが出来ました。
■4月
☆入職式☆
・他職種合同研修;フィールドワークやグループワーク・組織の理念
・看護師研修;病棟シャドーイング1週間・医療安全・感染対策・危険薬剤の取り扱い方・
針の取り扱い方・血糖測定・チューブ類の固定の仕方・薬剤のミキシング・電子カルテでの情報収集・
注射指示受け〜患者に実施するまでの一連の流れ・検査科検体の取り扱い方・漏れないおむつの当て方・
採血・留置針の挿入・看護記録の書き方・ストレスコーピング・模擬患者による医療コミュニケーション
・職場配属後1週間に1回ピアサポート研修
■5月
・心を守り自分を育てる・薬剤師のハイリスクな薬剤と取り扱い方
・臨床工学科の輸液ポンプシリンジポンプ・ゼロから始まる情報収集
・リハビリテーション科の体位変換・移乗・ポジショニング
・1週間に1回ピアサポート研修
■6月
・看護記録の実際・認知症看護・検査科の検体の種類と各種検査・上手な叱られ方
・正常心電図
・1週間に1回ピアサポート研修
■7月
・急変時の対応;講義・挿管介助・記録の書き方
・3ヶ月のまとめ
・生活と労働の視点で病態を考える・看護の気付き・フィジカルアセスメント(悪心嘔吐)
・認定看護師の褥瘡の実際
■8月
・SBARを用いた報告の仕方・緩和ケア認定看護師の逝去時の看護
・フィジカルアセスメント(胸痛)・看護記録の実際
・検査科の12誘導心電図のとり方
■9月
・チームビルディング・看護必要度・メンタルヘルス・医療倫理を考える
・異常心電図(af・PVC・VT)
■10月
・認定看護師の緩和ケア・放射線技師の放射線検査と基礎知識
・フィジカルアセスメント(急性腹症)・感染対策・リハビリテーション科の麻痺のある方への食事介助
・6ヶ月のまとめ
・患者史発表会
■11月
・ケーススタディのまとめ方・給与明細の見方・認定看護師の認知症看護
・フィジカルアセスメント(呼吸困難)・医事課の診療報酬
■12月
・ケーススタディ文献検索方法と作業
■1月
・ケーススタディ作業
■2月
・ケーススタディ作業とスライド作成
■3月
・1年のまとめ・ケーススタディ発表会・修了式
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