新人教育に力を入れていることや自分が希望する病棟があることに魅力を感じたため、入職しました。
新人教育に関しては、卒後2年間は毎月研修があり、社会人としての基礎から看護師としてのスキル習得まで確実に身に付けることができるようなカリキュラムになっています。また、研修ではひとりひとりに必要なアドバイスや指導を行ってくれるため、自分に必要な知識や技術が明確化されます。研修で得た内容をもとに、【自身で学習を深め臨床で活かす】この一連の流れを繰り返すことで、以前できなかったことができるようになり、ひとり立ちできる技術が増えるなど確実に自信へと繋がっていきます。
希望病棟に関しては、私は急性期病棟やユニットへの配属希望がありました。AOI国際病院はICU・内科外科急性期病棟があります。内科と外科病棟ともにしっかり病床が数確保してあり手術件数も多いため、急性期看護から周手術期看護までしっかり学ぶことができるのもひとつの魅力でした。
教育体制や興味関心のある病棟があるかどうかを主に重視しました。
今後、長く看護師を続けていく上で1年目〜2年目の教育体制はかなり重要だと思います。基盤がしっかりしていないと、自分が中堅看護師になった時や実際に指導者側になった際に新人看護師を育てていくことができなくなってしまいます。そのため、1〜2年目でしっかりとした教育を受けれる環境下であるかどうかをインターンシップなど実際に病院へ出向き、見て感じることが大切だと思います。
実際に就職したら「希望病棟がなかった」「思ってた病院と違った」などギャップが生じてしまわないよう、事前の下調べは必須だと思います。
[最終学年の前々年]
■9月
校内の合同説明会参加
[最終学年]
■5月
希望病院インターンシップ
■9月
採用試験
■2月
国家試験
1年目はひたすら勉強勉強の日々でした。仕事が終わって帰宅してから、その日分からなかったことや先輩から出された課題をノートにまとめて学習を深めることの繰り返しでした。正直、毎日が新しいことだらけで学習が追いつかないときもあり、気分が落ち込むことも何度もありました。そのときは、先輩が励ましの言葉を掛けてくれたり、ひとつの勉強に集中できるよう勉強内容に合った疾患の患者様を受け持ちにしてくれたりと、全面協力体制のもと1年間過ごしました。勤務終わりの振り返りの時間では、先輩から見た自分の動きはどうであったかの評価をしてくれたり、どんな日でも必ずポジティブフィードバックがあり、自信もついて仕事に対して本気で向き合えるとても良い環境でした。
他の病院と大きく異なる点としては、入職して初めの1ヶ月間は集合研修期間であることです。社会人としての基礎・マナー講座や病院概要、ローテーション見学では、各部署を実際に回って職場の雰囲気を見て感じることができます。1ヶ月間、部署配属がないことに対して不安に感じるかもしれませんが、しっかり時間をかけて部署選びができることは大きな特長であり、とても良いと思いました。
■4月
☆入職☆
4/6〜27集合研修
■5月
膀胱留置カテーテル挿入手技習得
■6月
社会人としての心構え
■7月
メンタルフォロー
■8月
心電図の見方 初級編
■9月
夜勤前多重課題
■10月
災害看護
■11月
患者の全体を捉える関連図
■12月
医療安全 危険予知トレーニング
■1月
メンバーシップ・小論文のオリエンテーション
■2月
小論文作成
■3月
BLS・挿管介助
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