2013年10月、北播磨地域における急性期医療を担う中核病院として「北播磨総合医療センター」がオープンしました。
ヘリポートを備えたER型救急室、手術支援ロボット“ダヴィンチ”の導入、ハイブリット対応の手術室、最新鋭のリニアックを用いたがん治療や専用庭園も充実した緩和ケア病棟、LDRを3室備えた産科病棟など、患者と医療人を魅きつける『マグネットホスピタル』の実現を目指します。
また、医療人の育成にも力を入れており、医師や多職種との勉強会や院内研修を行っています。特に看護部では、自立した実践を行える看護師の育成に力を入れており、急性期における看護に必要な知識と技術を確実に獲得し、温かい看護を実践できる看護師の育成に向けて教育制度を整えています。
当医療センターは、三木市民病院と小野市民病院が統合して2013年10月にオープンした公立病院です。
1.新人教育体制は、「プリセプター制度」を実施しています。
新人看護師と先輩看護師がペアになって、日々の業務にあたりながら知識や技術の応用に加えて、院内スタッフとの連携、業務の流れなどを指導していきます。
新人看護師の成長に合わせて日常業務を学ぶ効果的な指導法であり、先輩看護師と共にプロとしてスキルアップできる制度です。
2. 院内には看護キャリア開発支援室を設置し、教育専従担当者を配置しています。
院内教育や新人看護師教育の充実、看護の質の向上、看護師個々の能力の発展に向けた目標の支援などを行っています。
そして、新人看護師は困ったときはいつでも相談できる体制になっています。
3.北播磨総合医療センターは34診療科あり、幅広く看護を学び、自己の強みをもった専門性の高い看護師を目指すことができます。
4.専門看護師、認定看護師の教育支援制度を設けています。経験を積みながら自己実現する環境も魅力です。
(現在、2分野2名の専門看護師と12分野17名の認定看護師が活躍しています。)
5.看護を支える看護技術教育支援ツールとして、ナーシング・スキル日本語版オンラインを使用しています。
誰もが同じ手順で、患者に看護技術を提供することができるように、指導の際にも統一するようにしています。
この支援ツールは、自宅でも利用でき、動画で正しく看護技術を確認できます。