入職を決めた理由

私が入職を決めた理由は、大学３年生の時にすずかけヘルスケアホスピタルで老年看護学の実習をさせていただいたことがきっかけです。すずかけヘルスケアホスピタルのリハビリは病棟フロア内にあるリハビリエリアで行われているため、様々な患者さんがリハビリに励んでいる姿を見ることができます。看護師として働きながら、リハビリに励む患者さんから元気を貰うことができるという所に魅力を感じました。また、実習やインターンシップを通して、多職種連携が密に行われていることを知りました。患者さんをより良い状態にするには、多職種の専門性を生かすことが大事になります。カンファレンス以外でも情報共有がこまめに行われており、この病院でなら患者さんにより良いケアを提供できると感じました。

病院選びで重視した点

１つ目は病院の雰囲気です。急性期の病院は入院期間も短く患者さんの状態も変化しやすい為、病棟全体がバタバタしている印象でした。すずかけヘルスケアホスピタルは回復期の病院ということもあり、実習させていただいた病院の中でも穏やかな雰囲気が流れていると感じました。私は患者さんに深く関わり、寄り添った看護をしたいと思っていました。急性期の病院よりも回復期の病院の雰囲気の方が自分に合っていると感じた為、回復期の病院を選びました。2つ目は福利厚生です。長く働くためには福利厚生が充実していることが必要条件だと感じました。実際にすずかけヘルスケアホスピタルで働く職員の多くが福利厚生が充実しているとおっしゃっていたため、この病院に魅力を感じました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■12月
　大学開催の病院説明会（ZOOM）


［最終学年］
■4月
　インターンシップ
　採用試験

■5月
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

私は要領が悪く、業務が時間以内に終わらないことが多くあった為、時間管理をすることが難しかったです。新型コロナウイルスの影響でほとんどの実習では検温しかしていなかったため、入職してから初めて行うケアも多くありました。慣れるまでは大変でしたが、院内研修や先輩の指導のおかげでできることがどんどん増えていきました。入職して一番良かったと思えたことは人間関係です。指導者だけでなくさまざまな看護師が指導・サポートして下さります。時には厳しい先輩もいますが、自分の成長を思って言ってくださっているのが伝わるため、恵まれていると感じています。新卒で入職したのが私１人のため、指導・サポートが手厚く、日々成長できていると実感しています。

新人研修内容の特長

今年すずかけヘルスケアホスピタルに新卒で入職したのは私だけであったため、看護技術研修は私１人に対して手厚く行って頂きました。同じ病棟の看護師だけでなく違う病棟の看護師も指導して下さり、病棟の特徴なども踏まえたうえでの指導をしてくださいました。看護技術研修ではｅ−ランニングで動画を視聴してから実技を行いました。動画を視聴することで実際の声掛けなども含めてより具体的にイメージすることができました。また看護師だけでなく、さまざまな専門職種が講義して下さり、自分の専門外の知識も広げることができました。
２年目の先輩看護師と話す機会も設けて下さり、勉強しておいた方が良いこと、技術のコツなど教えていただため非常に役立ちました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　入職時オリエンテーション（法人、院内、看護部）、カルテ等パソコンの使い方、
　看護技術研修（排泄介助、体位変換、移乗、バイタルサイン測定等）

■5月
　褥瘡、リハビリテーション、栄養管理、薬物の取り扱い、
　看護技術研修（吸引、経管栄養、採血、血糖測定、導尿、膀胱留置カテーテル、与薬）

■6月
　多職種連携、重症度、医療・看護必要度、
　看護技術研修（皮下注射、筋肉注射、静脈内注射、点滴の挿入と管理、
　　　　　　　　インスリン注射、輸液ポンプ、シリンジポンプ）

■7月
　夜勤オリエンテーション、BLS、災害時の対応

■8月
　医療安全、転倒転落予防、看護技術研修（12誘導心電図、心電図モニター、酸素投与）

■9月
　退院支援、看護部新規入職者フォローアップ研修

■11月
　ローテーション研修

■1月
　受け持ち看護師について