入職を決めた理由

私が天竜すずかけ病院に入職を決めた理由は、回復期リハビリテーション科があったからです。リハビリテーション病棟は、患者さんが自宅復帰するための支援ができることで、日々のケアやリハビリを通して徐々に回復していく過程を自分の目で確かめられるため、感動することもあり多くのやりがいがあると思います。どんな方でも入院生活は非日常生活で身体的苦痛やストレスを感じている中で、少しでも良い方向へ導いていけるような患者さんとかかわることが好きなので、ここで働いてみたいと思いました。天竜という地域柄年配の方が多く入院していますが、もともと老年期看護に興味があったこともあり、そのことも入職のきっかけになりました。

病院選びで重視した点

病院選びで重視したい点は３つあります。
１つ目は、看護をするにあたって、患者さんに寄り添ったケアができるかどうかです。天竜すずかけ病院のホームページを見て、身体拘束ゼロ作戦推進という活動が目に入り、自分がやりたい看護に当てはまってると思いました。
２つ目は年間休日の多さです。仕事を楽しく行うためには休息をしっかりとることで気分をリフレッシュすることも大切かと思います。その点で休日が多くワークライフバランスが取れるところを重要視しました。
３つ目は、勤務体制です。２交代制の勤務を希望していたため、勤務体制も入職前に確認しました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年］
■4月
　病院見学

■5月
　就職活動

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

学生の時と違い、医療行為を自分の手で行うため、患者さんの身体的苦痛や生命に自分自身が直接関与すると考え、最初は不安が大きかったです。また、仕事内容や患者さんとのかかわり等、分からないことが多くあり、この先看護師として勤めていけるか心配でした。ですが、先輩方が一つひとつ丁寧に教えて下さり、分からないことについてフォローやアドバイスをしてくれるため、少しずつ仕事に慣れることができました。まだまだ学習不足で知識も浅く、不慣れなことも多いですが、先輩方がやさしく教えて下さり声もかけてくれるため頑張ろうと思えます。
嬉しかったことは、日々働く中でできることが少しずつ増えていくことです。入職時にできなかったことも今は出来るようになってきたため、患者さんの役に立つことができるという気持ちになれます。まだ仕事をしていて辛いことももちろんありますが、やさしく頼りになる先輩方が多く働きやすいので、看護師になってよかったと思える環境にいることができてとても良かったと考えています。

新人研修内容の特長

入職してすぐにオリエンテーションと他職種混合での研修がありました。グループワークを行ない、他職種の方と話す機会になったためとても良かったと思います。他には病棟での勤務をする前に同時期入職の方と一緒に講義を受ける機会がありました。医療行為の話だけでなく、患者さんとのかかわり方や認知症の方に対するユマニチュードについて、口腔ケアや排泄ケア等の説明、リハビリについての話もあったので実際に病棟で勤務する前の心の準備ができました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　入職オリエンテーション2日間
　看護部新人オリエンテーション3日間
　業務シャドーイング
　看護技術について学ぶ

■5月
　電子カルテの操作

■6月
　訪問調査対応
　退院対応

■7月
　新入職メンタルヘルス講義
　新入職フォローアップミーティング（看護部）

■8月
　メンバーシップ講義

■9月
　浜松医科大学医学部付属病院看護部主催新人看護職員研修プログラム参加