学生時代から低出生体重児や先天性疾患を持つ児など小さな状態変化から多角的にアセスメントし、細やかな看護を提供する新生児集中治療部で働くことを希望していました。県内の病院の中でも多くの重症な児や母体を受け入れている自治医科大学附属病院で高度かつ細やかな看護を学びたいと考えていました。新生児集中治療部のある複数の病院を候補に挙げていましたが、自治医科大学附属病院の説明会やインターンシップが最も看護学生の質問に丁寧に答えてくださったと感じ、入職を決めました。また、学生の頃の実習で、高度な医療技術を扱ったり患者さんと同じ目線で親身になって声かけを行う先輩看護師の姿に感銘を受けました。
私は新生児集中治療部への配属を希望していたため、大学病院ならではの高度な医療技術を習得できる新生児集中治療部がある点を重視していました。自治医科大学附属病院では、専門かつ幅広い分野の看護があること、他部門研修や重症救急部門研修等により自分の将来像や看護観を意識して働くことができると考えています。また、教育体制の充実として、技術面だけでなく人と人との関わりについて多くの視点を持ちながら、それぞれの患者さんに合った看護を提供していくことができるような教育があることも重視しました。
[最終学年の前年]
■5月
病院情報収集
■9月
合同就職説明会
■3月
WEB病院説明会・インターンシップ
[最終学年]
■5月
採用試験
■7月
内定
■2月
国家試験
看護師1年目は疾患を勉強したり業務を覚えたり、日々やるべきことがたくさんあります。また、同期の姿を見て私は同期と比べて成長できていないのではないかと不安になることが多々ありました。しかし、どの勤務日でも病棟の先輩方がサポートしてくださり、初めての処置や不安の残る処置は先輩方がマンツーマンで丁寧に優しく教えてくださるため、安心して仕事をすることができています。一方で、自分が受け持った児の退院時やその際に家族が感謝の言葉をくださった時に、先輩方が教えてくださったことを活かせたと感じ、嬉しさが込み上げました。また、児の状態が徐々に良くなり、家族との触れ合いが増え、笑顔が見られた時に、ここで働いて良かったと感じます。
4月に行う集合研修では、看護基礎技術について学びを深めることができます。私達の学年はコロナ渦で十分に授業や実習に参加できなかったこともあり、技術面に対し大きな不安がありました。しかし、基本的な看護技術を先輩方が臨床での経験を踏まえながら丁寧に教えてくださるため、その不安が軽減されました。新生児集中治療部では他部署と比べて集合研修の内容を直接活かすことが難しいですが、基本的な技術を確実に学ぶことで新生児看護にも繋げていくことができています。また、技術面だけでなく、対人関係研修を通して他部署の同期とも関わることができ、交流が広がり精神的にも成長することができると感じました。
■4月
☆入職☆
新人研修(2週間)
病棟オリエンテーション、かるがも夜勤
■5月
夜勤オリエンテーション(2回)
■6月
夜勤独り立ち
■8月
救急外来研修
■10月
重症救急部門研修(PICU)
■1月
他部門研修
■2月
手術室研修
〒329-0498 栃木県 下野市薬師寺3311-1