私は患者さんの意思を尊重し、寄り添える看護師を目指しています。慈恵医大は、医療・看護において長い歴史があり、「病気を診ずして、病人を見よ」という建学の精神を大切にしているところに魅力を感じました。また、エデュケーションナースを中心とした新人看護師の育成支援をはじめ、教育基盤の整っているところも、自分自身が看護師として安心して成長していける環境だと考えました。2026年1月には新病院が開院予定となっています。新しい第三病院で、自分自身も看護師としてアップデートし、貢献していけることを楽しみにしながら入職を決定しました。
福岡から東京への上京を決めた理由は、新しい土地での生活や人との関わりを楽しみたいと思ったからです。また、大学病院を選択した理由は2点あります。1点目は、診療科も多岐にわたり、様々な症例に触れることができるということ、2点目は看護師の研修や育成プログラムが整っているというところです。積極的に専門的知識や技術を身につけることができ、研修や勉強会に参加する機会が多いことで看護師として成長できると考えました。他にも福利厚生や給与面なども重視しながら説明会に参加し、実際の雰囲気を感じて「この病院で働いている自分」が思い描けるところを大切にしました。
[最終学年の前年]
■12月
病院合同就職説明会参加
■2月
資料取り寄せ
[最終学年]
■6月
面接練習
小論文練習
■7月
採用試験
■2月
国家試験
学生時代はコロナ禍であったため、患者さんと関わる時間が限られた実習時間でしたので、入職当初は、患者さんとコミュニケーションをとる難しさがありました。また、優先順位を立てながら時間管理を行うということに対しても苦手意識があり、つい自己を中心に行動してしまうところが課題です。現在では、「まず、自らベッドサイドに向かい患者さんを知る」という姿勢を持つ大切さを教えて頂き、意識して行動するようにしています。患者さんに「あなたがいると安心する」と言っていただいたときは、少しずつではありますが相手の立場になって物事を考えることができたと成長を感じ、看護師になって良かったと嬉しく思っています。
新人研修では、他部署の1年目が集まり事例に対しグループディスカッションを行っています。それぞれが自分の部署で経験し学んだことを活かしながら共有し合うことで、自分が気が付かなかったことを発見でき、より深い学びに繋げることができています。また、各グループにチューターの先輩看護師がついているため、わからないことは相談し、一緒に考え助言を頂きながら解決しています。研修中行われるアイスブレイクタイムでは、他部署の仲間と最近あったことや悩みを気軽に会話できるため、ストレス発散となり、さらに交流の輪を広げる機会にも繋がっています。
■4月
☆入職☆
新採用者オリエンテーション
安全管理の技術・正しい患者確認行為
■5月
成長し続ける看護師を目指して
MRI講習会
■6月
患者の療養環境を整える(部屋の清潔、換気と保湿、感染対策)
輸液ポンプ・シリンジポンプの安全使用
■7月
病人の観察/フィジカルアセスメント
BLS・AED講習会
■9月
看護師視点で病気を見つめる(患者の24時間を整える)
「栄養の質」を看護の視点で捉える
■10月
全体像を描き患者と共に歩む
■11月
その人を尊重する看護(高齢者・認知症看護)
輸液療法
■12月
看護実践を振り返る(看護のものさしに照らして自分の行動の意味を考える)
虐待対応講習会
■1月
生と死を見つめる(緩和ケア)
■2月
1年間の振り返り
〒105-8461 東京都 港区西新橋3-25-8