入職を決めた理由

搬送者数が全国で１番多く、断らない医療を実践しているからこそ幅広い数多くの症例を経験・学べるのではないかと考えました。また、看護職の人数も多いため、自分とは異なる視点の看護観に触れることで、多角的な視点から物事・患者さんを捉え自分の看護に還元できるのではないかと考え入職を決めました。

病院選びで重視した点

救急・急性期に興味があったので、急性期病院であることを重視しました。もちろん、急性期から慢性期までどの段階においても多面的な視点で看れるようになりたいという気持ちはありますが、まずは急性期分野で、豊富な量の知識・正確なアセスメント力・迅速かつ柔軟な思考力を身につけることで将来どの分野においても”患者を看る”ことができるようになりたいという思いがあったためです。また、看護職の人数も病院選びの中で重要項目としていました。看護師の数だけそれぞれの看護観があるのではないかと考えていたので、多くの看護観に触れることで自分の視点を広げたいという思いがありました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■1月
　マイナビ看護学生やナース専科などの就職サイトから病院の資料請求
　自己分析を始める

■3月
　病院主催の合同説明会に参加（コロナ禍であったためWEB参加）
　エントリーシート提出


［最終学年］
■4月
　採用試験

■5月
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

苦労したことは、多重業務の中で優先順位を決めて業務をこなしていくことです。学生の頃、実習の受け持ちは１人でしたが、看護師になってからは複数名の患者さんを受け持ちながら記録・ケア・そして病棟業務もこなさなければなりません。そのため勤務帯でやるべき事をリストアップし、その中で何を優先とするのかを常に考えながら仕事を行なっています。
嬉しかったことは、患者さんに「親切にしてくれてありがとう」と言われたことです。看護師として知識・技術も未熟ではありますが、自分のできることは丁寧にやると決めて仕事に取り組んでいたため、その思いで行なったことが患者さんに伝わり感謝の言葉をいただいた時は大変嬉しかったです。

新人研修内容の特長

入職してすぐにある接遇研修は特徴的であると感じました。正しい敬語や身だしなみ、コミュニケーションなど社会人としてのマナーを学びました。技術や知識が未熟な１年目の我々にとって、患者様やご家族様対応は数少ない出来ることの１つだと私は思います。だからこそ、社会人としてのマナーを学ぶことは信頼を得る上でも大切なことだと感じました。社会人１年目であったとしても患者様やご家族様にとっては医療者であることに変わりはなく、「社会人1年目・看護師１年目だから」という理由は通用しないからこそ、接遇研修を通して最低限のマナーを学べたことは良かったと思います。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　新採用者オリエンテーション

■5月
　災害・口腔ケア

■6月
　フィジカルアセスメント（呼吸）研修
　輸血・麻薬研修
　採血・静脈注射技術研修

■7月
　褥瘡アセスメントと予防的ケア
　ストレスマネジメント研修

■8月
　フィジカルアセスメント（循環）研修
　看護過程

■9月
　看護ナラティブ

■10月
　フィジカルアセスメント（統合）研修
　メンバーシップ研修
　社会人基礎力

■11月
　褥瘡アセスメントと治療
　看護観発表会のレポート作成

■12月
　フィジカルアセスメント（統合）研修
　看護観発表会のレポート完成

■1月
　看護観発表会

■2月
　最終フォローアップ

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