栃木県立がんセンターでは、急性期から終末期までの幅広い専門的な看護の知識を習得できると考えたからです。教育体制が充実しているため、入職してから長い時間をかけて一つひとつの分野を学ぶことができると考えました。その中で自宅から通いやすく福利厚生が整っているため、仕事と休日のメリハリがつきより充実した環境で働くことができるところも、入職を決めた一つのきっかけです。またインターンシップに参加した際、病棟の雰囲気の良さや看護師さんと患者さんの関わる姿に魅力を感じました。専門的な知識や技術を身に付け、一人ひとりの患者さんと長く関わる中で向き合い寄り添いの看護を提供したいと思い入職しました。
専門性と教育体制の充実、そして患者さん中心の看護です。がん治療に特化したこの病院は最新の医療技術や治療法を導入しており、患者さんに対して最適な治療を提供できるところに魅力を感じました。また、患者さんの心身のケアにも力を入れている所が私にとって大きな点でした。治療だけでなく心理的なサポートも重要だと思っているからです。さらに、教育体制の充実も選択の重要な点でした。新人看護師として先輩からの指導や実践的なトレーニングが受けられる環境は自分自身の成長につながると考えました。特に多職種連携を重視したチーム医療の実践を通じて、より深い学びが得られると思いました。このような条件が整った場所で働くことで専門性を高めつつ、患者さんに寄り添った看護を提供できるよう努めたいと考えています。
[最終学年の前年]
■12月
病院研究
■3月
就職ガイダンス
[最終学年]
■6月
病院説明会
■7月
就業体験
■2月
国家試験
看護師一年目は新しく学ぶことが多く、日々様々な感情の繰り返しでした。まず苦労したことは、業務の多さと責任の重さです。毎日新しい患者さんや症例に向き合う中で、時間管理や優先順位の付け方に何度も苦慮しました。また患者さんとのコミュニケーションがうまくとれず何度も悩んだことを覚えています。しかし嬉しかったこともたくさんあります。特に患者さんに「ありがとう」と感謝された瞬間は仕事をする中での励みにもなります。日々の業務を通じて少しずつ信頼関係を築けるようになり困難も乗り越えることで自分の役割を実感できるようになりました。
印象に残っているのは、基本的な看護技術の習得とチームワークの重要性です。研修では基本的な看護業務の流れから専門的なことまで実践的な技術を学び、最初は緊張しましたが先輩看護師の指導の下、繰り返し練習することで自信につながりました。また仲間との連携を深める大きな機会でもありました。グループワークやロールプレイを通じて協力することの大切さを改めて実感しました。患者さんのケアにおいては情報の共有やコミュニケーションが不可欠であり、看護師としての基本であることを再確認できました。
■4月
☆入職☆
新採用者集合研修 ポートフォリオ説明
医療ガスの安全な取り扱い
■5月
化学療法の看護 輸液ポンプ、PCAポンプの取り扱い
手術療法の看護 放射線療法の看護
輸血の管理 CVポートの管理
■6月
採血演習 クリニカルパスとは 医療安全の基礎
新採用者フォローアップ研修
静脈留置針に関する研修「看護師の責務とリスクマネジメント」「薬剤管理」「記録」
静脈注射に必要な動画視聴「安全な静脈注射の実施を目指して1.2」
■7月
緩和ケア
スキンケア/褥瘡とは
■8月
静脈留置針研修
■9月
静脈留置針に関する研修静脈注射に必要な動画視聴「安全な静脈注射の実施を目指して3」
■10月
看護の気づき
ポートフォリオ
医療安全フォローアップ研修
■11月
院内交換研修
■1月
BLS研修
■2月
ポートフォリオ「事例発表」
■3月
担当看護師になるための研修
〒320-0834 栃木県 宇都宮市陽南4-9-13