コロナ禍でオンライン説明会が多い中、対面での説明会や病棟見学ができて、病院の雰囲気を実際に感じられたことが良かったです。とくに、病棟案内をしてくださった師長代理が、病棟看護師さんたちに声をかけられたり、気軽に話しているのを見て、アットホームで温かい職場だなと感じました。次に、小児科で働きたかった私にとって、大学病院ならではの多様な小児疾患に関わることができる点が魅力でした。また、知り合いのお母さんが日大板橋病院で働いていたことがあり、職場環境など実際の様子を聞くことが出来たのが大きなポイントでした。最後に、就職試験の時期が他病院よりも早かったため、はやく就職を決めたかった私には合っていました。
病院選びで重視したのは、「小児科があること」「自宅から通いやすいこと」「給与面が安定していること」の3つです。学生時代から大学病院でさまざまな症例を学びたかったので、日大板橋病院の充実した新人研修や多様な疾患に対応できる環境に魅力を感じました。また、幼少期に入院した経験から、小児科看護師になりたいという強い思いがあり、ここでその夢を実現できると思いました。自宅から通いやすく、仕事と生活のバランスを取りやすい点も大きなポイントです。さらに、給与面で安定しており、ボーナスの支給額が他の病院と比べてしっかりしている点も、経済的な安心感を得られる要素として決め手となりました。
[最終学年の前々年]
■3月
病院研究
[最終学年の前年]
■5〜7月
病院研究
■8月
説明会に参加
■10月
説明会に参加
■1月
病院見学、説明会
■2月
学校で小論文対策、面接練習
■3月
就職サイトの面接練習
[最終学年]
■4月
採用試験
■2月
国家試験
看護師1年目で苦労したことは、疾患の学習です。様々な疾患の患者さんがいるため、自分が自信を持って看護ができるように、毎日帰宅後に自己学習をしていました。また、最初は自分が何を分かっていないのかも分からず、プリセプターの先輩にアドバイスをもらったり同期と情報共有して日々の業務に活かしていました。また、新生児のお世話をすることも初めてだったので、最初は赤ちゃんの小ささに戸惑いました。嬉しかったことは、患児に大好き!といってもらえたことや、自分の関わりで患者さんが元気に退院していく姿を見られたことです。とくに、退院される際にご家族の方にお礼を言ってもらえたことやお手紙をもらっときに頑張って良かった、と感じました。
新人研修では、基本的な看護技術や知識を学びます。座学だけでなく演習が多いため、実際の患者さんをイメージしながら学ぶことができます。研修は主に成人の患者さんを想定して進められ、コミュニケーション方法やケア方法など、小児科の患者さんとは異なる点が多く、普段の業務とのギャップを感じる場面もありました。しかし、他病棟の同期や研修部のスタッフの方々が優しくサポートしてくれるため、安心して演習に参加できました。また、看護学生時代に学んだ看護倫理などの講義もあり、当時は難しく感じた内容も、実際の経験を交えて考えることで理解が深まりました。研修を通して、他部署の同期とコミュニケーションをとることで、「同期が頑張っているから自分も頑張ろう」と励みにもなりました。
■4月
☆入職☆
集合研修
■5月
基礎看護技術研修(輸液ポンプの取り扱いなど)
■6月
基礎看護技術研修(輸血の投与方法など)
■7月
基礎看護技術研修(ベッドメーキング、与薬方法、身体計測、食事介助など)
■9月
基礎看護技術研修(注射、導尿、経管栄養など)
■10月
基礎看護技術(滅菌物の取り扱い、酸素吸入療法、麻薬の取り扱い、中心静脈カテーテル挿入介助など)
■11月
基礎看護技術研修(意識レベルの把握、心肺蘇生法、気管挿管介助方法、AED、除細動など)
■12月
基礎看護技術研修(死後のケア、12誘導心電図、急変時の対応など)
■1月
基礎看護技術研修(急変時の対応、死亡退院時の対応)
■2月
基礎看護技術研修(気管挿管中の看護など)
■3月
ナラティブの発表
〒173-8610 東京都 板橋区大谷口上町30-1