私は、東京都に限定して病院を探しました。人口が多く、様々な患者さんと関わることができ、学びも多いと考えたためです。数ある病院の中から私が当院に入職を決めた理由の1つは、「じっくりとゆっくりと一人ひとりの成長を見守る」という当院の新人教育のテーマです。看護師として初めて働く私には、安心して働き続けられると感じたからです。
また、西東京市は、都市部と自然環境の両方に近い土地であることも入職を決めた理由の1つです。埼玉県と北海道で育ってきた私にとって、この地域は住みやすいと感じています。
看護師としての咄嗟の判断力や知識・技術を学びたいと考えており、それらを学べる急性期の病棟がある病院に就職したいと考えていました。また、看護大学に進学することが決まり、奨学金制度がある病院を探していました。高校3年生が終わる時期に、様々な就職サイトを見て当院のことを知り、最初は当時の看護部長と直接電話をしました。丁寧に就職までの流れを教えていただき、面接の時に直接看護部長とお会いし、病院の雰囲気を見て、自分に合っているのではないかと感じ、当院に就職するため看護師免許取得に向けて勉強に励みました。
[最終学年の前々年]
■4月
インターネットを使って病院探し
■5月
書類選考
■7月
部長との面接
[最終学年]
■2月
国家試験
入職して半年が過ぎ苦労したことは、学生生活において勉強し身につけた知識を実践に移すことです。実際に患者さんの前でケアや援助を行う際は、手順や根拠の内容を確実に頭の中に入れておく必要があり、就職する前に振り返りをしておけば良かったと感じました(笑)
嬉しかったことは、入院時に意識レベルが低く会話の受け答えが困難で、麻痺もある患者さんとの出来事です。会話は難しいですが、訪室した際は私の名前を名乗り、前日より少しでも状態が回復している部分を1日1つはお伝えするように関わっていました。状態回復に伴って、HCUから一般病棟に移り、さらにリハビリ病院に転院が決まりました。その患者さんが転院する前日に、リハビリを兼ねてHCUまでお礼を言いに来てくださり、病棟のスタッフやリハビリのスタッフ全員で、その患者さんの回復状況を見て喜び、皆で泣き合ったことが印象深い思い出です。
4月に吸引やオムツ交換、血糖測定等日々の業務で行うことに対する研修を行ったことで、学生時代に学んだことを改めて振り返ることができ、ローテーション研修や部署配属後に役に立ったと感じます。また、研修ではグループワークを行うことで、看護部だけでなく当院の1年生全体の同期との繋がりができました。学生時代の友人とすぐに会えない場所に就職しましたが、辛いときに支え合える仲間ができて、仕事と私生活のバランスも取りやすいと感じています!
■4月
☆入職☆
・看護倫理 ・医療安全 ・感染対策 ・排泄ケア ・移乗動作 ・褥瘡予防
・吸引/口腔ケア ・血糖測定 ・ローテーション研修 ・夜勤シャドーイング
■5月
・接遇/マナー研修
・記録研修
・周手術期研修
■6月
・膀胱留置カテーテル
・シリンジポンプ研修
■7月
・チームにおけるコミュニケーション ・3ヶ月フォローアップ研修
・へこたれない心を持とう ・認知症サポーター養成講座
■8月
・BLS研修
■9月
・新人フォローアップ研修
・優先順位研修
■10月
・6ヶ月フォローアップ研修
・医療安全フォローアップ研修
・ナラティブ
■12月
・エンゼルケア
・看護研究発表会
■1月
・9ヶ月フォローアップ研修
■2月
・看護を語ろう発表
■3月
・最終評価、次年度目標確認
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