私は、入院という慣れない環境下でさまざまな制限を受け、不安やストレスを抱えながら闘病している子どもに親身に寄り添い、成長を見守りながら直接的に子どもの支えになることができる小児看護に魅力を感じました。そして、病気を治す過程の中で子どもの生活を大切にし、入院生活の中で遊びや学びのある時間を一緒に作っていくことができる存在になりたいと考えました。当院は小児専門総合医療施設であり、様々な疾患で高度医療を受けている子どもたちの個別性に応じた看護について、学ぶことができると考えました。また、当院の見学会にて、子どもの遊ぶ環境が整っており、看護師が子どもや家族に温かく親身に寄り添っていることを知り、子どもたちがより不安なく入院生活を楽しんで過ごすことができる環境が整っていると考え、入職を決めました。
私は、生まれ育った静岡県に貢献したいという思いから県内の病院を希望していました。自宅から通える距離にあることも理由であり、大学時、県立病院機構の奨学金制度を利用していました。小児看護に興味を持ち、どの部署でも小児看護に携わることができる当院に魅力を感じました。また、看護師として成長するために重要である新人教育体制や職員同士の人間関係等も重視しました。当院を調べたり、実際に当院で働いている先輩看護師から話を聞き情報収集していく中で当院に魅力を感じました。
[最終学年の前年]
■8月
病院説明会
[最終学年]
■5月
採用試験
■6月
内定
■2月
国家試験
外科病棟に配属となり、幅広い疾患に対する治療の中で、病態や治療過程の学習に精一杯でした。また、多重業務に優先度を判断することに苦戦したり、知識も経験も浅いため患者や家族との関わりに不安や恐怖心を感じることもありました。しかし、先輩のフォローによって、より良いケア方法を学び、知識を深めることで理解しながら一つひとつの業務を実施することができました。そして、自分の看護に徐々に自信を持ち、患者、家族に笑顔で関わることができるようになりました。また、悩むことがあっても、相談しやすい同期や先輩に恵まれ、有難みを感じています。子どもたちや家族に感謝の言葉をかけてもらえることがあり、とてもやりがいに繋がっています。日々子どもたちの笑顔に癒され、成長や回復過程を見守り、支援することができるこども病院で働くことができてとても良かったと感じています。
3ヶ月ごとにフォローアップ研修に参加し、同期と集まり各々の経験や思いを話し合う場が設けられていました。不安や悩み等を共有し、気持ちをリフレッシュさせることができる大切な環境でした。また、その時期に必要な知識や技術が習得できるよう定期的に集合研修や病棟での勉強会を実施していました。講義や実践を踏まえ、臨床での場面を想像しながら段階的に学びを深めることができ、実際の看護実践の場でとても役立ちました。
■4月
☆入職☆
新規採用者オリエンテーション
新規採用者研修
■5月
新規採用者研修
■7月
3ヶ月フォローアップ研修
■9月
6ヶ月フォローアップ研修
急変時対応研修
■10月
気切管理研修
■1月
10ヶ月フォローアップ研修
■3月
12ヶ月フォローアップ研修