私は、大学卒業後1年間語学留学をしていたのですが、留学を機に“何歳になっても夢を持つことの素晴らしさ”を実感しました。
私には“さまざまな障害を持っていても、その方のしたいことができるように支えれる看護師になりたい”という夢があります。
当院では、入院から在宅まで一貫したサービスを提供しており、退院後の患者さんの望む生活を見据えた看護に貢献でき、一人ひとりの患者さんと丁寧に向き合いながら看護を行うことができると考えたためです。
私は“一人ひとりの患者さんと深く関わりたい”と思っていたため、
・自分の目指す看護が行える環境であること
・働くなかでの職場環境が自分に合っているか
という点を重視しました。
そのため、病院説明会に参加し、自分の看護観を軸に病院をピックアップしました。
【最終学年の前々年】
■3月
合同病院説明会に参加
【最終学年の前年】
■10月
病院説明会に参加
■3月
合同病院説明会に参加
国家試験勉強を始める
【最終学年】
■4月
合同病院説明会に参加
■2月
国家試験
入職当初は、脊髄損傷など大きな障害を抱えた患者さんと関わるのが初めてのため、声かけや対応に戸惑い、上手くコミュニケーションを取ることが難しかったです。
しかし、研修や日々の業務、先輩方と患者さんのコミュニケーションを見て、ADL向上に向けて毎日できることを伸ばしていけるように前向きになるような声かけを行っていることを学び、今では少しずつコミュニケーションの取り方を身に付け、患者さんと関わることが楽しくなってきました。
また、患者さんのADLの向上を近くで見守れることはとても嬉しく、毎日少しずつではありますが、できることが増えているのを実感すると、とても嬉しい気持ちになります。患者さんと話すことはとても楽しく、看護師になって良かったと思います。
4月のほとんどは病棟ではなく、1年目全員で集合研修がありました。そこでは講義を受けたり、演習を通して看護の知識と技術を習得することができました。
また、同期と会話する機会も多く、すぐに仲良くなることができました。その後は1ヶ月に1、2回研修があります。入職から4ヶ月経った7月には、1年目全員で集まりリフレクションを行う機会があり、病棟で多い看護ケアを共有できたり、進歩状況を共有したりできる良い機会でした。
■4月
☆入職☆
看護部新任職員オリエンテーション
看護職員として必要な基本的姿勢と態度
看護部概要(方針・勤務・教育に関すること)
各部門紹介
名誉院長・病院長講話
リスクマネジメント(救急教育・感染対策)
日常生活援助技術(移乗・移動、体位変換、更衣、食事と口腔ケア、おむつ・便尿器の当て方)
看護技術(酸素吸入、吸引、血糖測定、導尿、浣腸)
リハビリ看護の専門性(回復期の看護、ICF、FIM、看護必要度、皮膚・排泄ケア)
電子カルテの操作練習
看護記録と報告
■5月
看護技術(採血)
薬の見方
夜勤に向けての説明
看護記録
■6月
点滴・静脈注射の管理
薬剤について
医療機器の取り扱い(輸液ポンプ・シリンジポンプ)
■7月
医療機器の取り扱い(モニター)
3ヶ月の振り返り
■8月
移乗・移動介助技術(講師:理学療法士)
■9月
看護倫理
■10月
退院調整・退院支援
摂食・嚥下障害看護
フットケア
■11月
症状・生体機能管理技術(シミュレーション研修)
危険予知(KYT)トレーニング
救急対応(AED)
感染対策
■12月
静脈注射(留置針)
■1月
1年の振り返り
〒651-2181 兵庫県 神戸市西区曙町1070