・大学で就職アドバイザーの先生に、訪問看護が向いているんじゃないかと言われたことをきっかけに訪問看護師について調べてみました。すると徐々に興味が湧き新卒でも訪問看護で就職ができる病院を探しました。川崎協同病院には地域看護コースがあったので、まずは訪問看護ステーションのインターンシップに申し込みました。3年目の看護師さんに同行し訪問をしたのですが、笑顔で看護をする姿がとてもステキでした。利用者さんも看護師さんも楽しそうで、暖かな雰囲気だったので私もここで働きたいと思い就職を決めました。
・国試対策講座や学習会も定期的にあり、学生の頃からサポートしてくれることも魅力的でした。
・訪問看護ステーションで就職ができる
・卒後教育の充実(病院コース・地域看護コースがあるのでどちらも学べる)
・人間関係の良さ(インターンシップに行き雰囲気を見ました。スタッフ同士、利用者さんとの関係)
・サポート体制(学生の頃から国試対策講座で学生のサポートが充実していた)
[最終学年の前々年]
■4月
大学で就職相談開始
[最終学年の前年]
■4月
病院探し・資料請求
■7月
訪問看護就業体験;コロナ流行中のため延期
■11月
訪問看護就業体験
[最終学年]
■5月
採用試験
■2月
国家試験
・老人保健施設の研修期間に、「意思疎通がとれない方」を担当しました。初めは何がしたいのか?何を訴えているのか分かりませんでしたが、あきらめずに毎日関わっていました。2〜3週間すると目を合わせてくれるようになり、アイコンタクトが取れるようになりました。食事介助をする時は、これ食べますか?と聞くと頷いて意思を伝えることもできるようになり、本人がどうしたいのか分かるようになってきました。はい・いいえで答えられるよう質問を工夫し、その方に合った関わり方をすることで「意思疎通が取れる方」になりました。
・地域看護コースの半年間は、診療所や老人保健施設に研修に行きます。色々な施設の機能や看護師の役割などが学べ、とても有意義な時間です。しかし働く場所や環境が変わるので、慣れるまで大変でした。
3ヶ月・6ヶ月・1年と定期的に振り返りを行うまとめ研修があります。病院コースと地域看護コースの新卒と実地指導者が集まり、現在の到達点や課題を話し合います。まとめるにあたり「自分は何を大切にしているのか」や「自分の特性や癖」なども実地指導者と話しました。私は本音を話そうとすると涙が出てしまうのですが、そのことも実施指導者と自分の過去を振り返り話し合いました。看護だけではなく自己を見つめ直し、一歩前に踏み出せました。
■4月
院内見学・病棟紹介・感染対策・医療安全
病棟看護師シャドーイング(4日間)
危険な薬剤・ごみの分別方法・針の取り扱い方
血糖測定・検体の取り扱い方・漏れないおむつの当て方
採血・静脈留置針挿入・抜けないチューブ類の固定方法
薬剤のミキシング・電子カルテの見方・情報収集の仕方
点滴指示受けから実施までの一連の流れ・看護記録
ストレスコーピングのヒント・模擬患者によるロールプレイング・看護師になるって
■5月
心を守り自分を育てる・ハイリスクな薬剤と取り扱い方・
輸液ポンプシリンジポンプ・ゼロから始める情報収集
体位変換・移乗・ポジショニング
■6月
看護記録・認知症看護・検体の種類と各種検査・看護の気づき
■7月
患者史の書き方・看護の気づき2回目・フィジカルアセスメント(悪心・嘔吐)・
SBARを用いた報告の仕方・正常心電図・急変時の対応・3ヶ月のまとめ
■8月
褥瘡の実際・逝去時の看護・フィジカルアセスメント(胸痛)・
看護記録の実際・12誘導心電図
■9月
チームビルディング・フィジカルアセスメント(呼吸困難)・
メンタルヘルス・医療倫理・身体拘束
■10月
緩和ケア・放射線検査の基礎知識・フィジカルアセスメント(急性腹症)・
感染対策・食事介助・麻痺・誤嚥・ゼリー
■11月
ケーススタディの書き方・給与明細の見方・診療報酬について・看護必要度・
認知症看護・af・PVC・VT・6か月のまとめ・患者史発表会
■12月
ケーススタディ文献検索及び作業
■1月
ケーススタディ作業
■2月
ケーススタディ作業及びスライド作成
■3月
ケーススタディ発表会・修了式
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