高校生の時に初めて看護師になりたいと思ったのですが、その際に様々な看護に関する本を読む中で緩和ケアに興味を持ちました。大学生になっても緩和ケアに興味があったのは変わらず、4年生の初めの頃就職先をどこにするかに当たって候補にあがったのががん専門病院でした。地元が栃木だったため、栃木県立がんセンターを第一候補に情報収集を行いました。様々な診療科があること、教育体制が整っていることを知り、入職を決めました。
私が就職する際は、新型コロナウイルスの影響でインターンシップや説明会などがありませんでした。そのため病院からいただいたパンフレットやインターネットで調べた情報のみで病院を選びました。重視した点は教育体制や勤務体制、福利厚生などです。新採用者に対する教育プログラムが充実しているとのことで、緊張はありましたが不安なく入職を決めることができました。勤務体制については2交代・3交代それぞれあるため、自分の生活環境に合わせ希望を出すことができました。また、リフレッシュ休暇や年休など休暇も充実していることもこの病院を選んだ理由の一つです。
[最終学年の前年]
■7〜2月
実習)
[最終学年]
■4〜5月
情報収集
■7月
採用試験
■2月
国家試験
多くの科がある混合病棟であり、手術や治療方法、抗癌剤など入職した頃はわからないことばかりで大変苦労しました。患者さんを受け持つようになると、術後の方であったり、化学療法中の方を見るようになるため、わからないものがあった際には積極的に調べるようにしました。自分の知識が増えることはもちろん、知識が増えることによって疾患や治療方法が結びつくことが嬉しかったです。加えて採血や末梢確保などの看護技術もゼロからのスタートになるため緊張や不安が大きかったです。しかし、先輩方の指導もあり、許可を得て患者さんに実践し成功できた時は嬉しかったです。
1年目の時には毎月ピア評価というものがあり、同期で集まり目標や反省点などについて話し合う時間が設けられていました。自分の看護や看護技術について振り返る時間があると、今後の目標などを明確にすることができとても良かったです。また、定期的に同期で集まり話すことでリフレッシュしながら仕事ができたのではないかと思います。部署が違うと同期同士でも会う機会が少ないため、貴重な時間でした。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション
ポートフォリオ説明
■5月
e-ラーニング「輸血」
■6月
医療安全の基礎、クリニカルパス研修
e-ラーニング「手術看護、放射線看護」
採血研修
■7月
末梢留置針の研修、緩和ケア研修
新採用者フォローアップ研修
■10月
新採用者フォローアップ研修
医療安全フォローアップ研修
■11月
院内交換研修
■2月
ポートフォリオ(事例発表)
〒320-0834 栃木県 宇都宮市陽南4-9-13