私が当院へ入職を決めた理由は2つあります。一つ目は、祖父ががんを患い、その闘病生活を見てきたことです。初めは病院に通いながら治療を行っていましたが、病状悪化とともに入院することが増えていきました。闘病生活を送る祖父と支える祖母を見て、同じ状況に立つ人の支えとなる存在になりたいと考えるようになり、がん専門の病院で働きたいと思いました。二つ目は当院で実際に実習を受けた際の印象です。看護業務が多忙な中、学生一人ひとりに対して丁寧で分かりやすい指導を受け、看護とはどういうものなのか、看護師として大切なこと、姿勢を学ぶことができました。実習を通して、今後看護師として働くようになった際に、患者のことを考え、寄り添える先輩看護師のもとで経験を積んでいきたいと思い、当院に入職を決めました。
がん専門の病院であることと、看護部理念である「やさしさと思いやりに満ちた心で看護をする」というところです。がん専門の病院で働くことが祖父のようにがんと一緒に生きる人やそのご家族のそばで支えとなる存在になれるのではないかと考え重視しました。また、患者やご家族に寄り添った看護師になりたいと考えており、看護部理念にもあるような「やさしさと思いやりに満ちた心で看護をする」という所に惹かれました。
[最終学年]
■4〜6月
病院研究
■2月
国家試験
苦労したことは、優先順位を考えて看護業務を行うことです。特に1年目は初めて行うことばかりで気持ちに余裕がありませんでした。多忙な中でも優先順位を考えて患者のニーズにも答えていかなければなりません。整理ができなかったときは先輩看護師と一緒に優先順位を考えて業務を行っていました。嬉しかったことは患者やご家族から感謝の言葉を言われたときです。自分の行ったことが患者やご家族のためになり、理想としている「寄り添う」ことに繋がったのではないかと実感することができました。良かったことは相談できる同期や先輩看護師がいたことです。社会人として働くようになり悩むことも少なくありませんでした。悩み事以外にも気軽にコミュニケーションを取れたり、先輩看護師が気にかけてくれて来たおかげで一人で抱え込むことなく過ごせました。
院内交換研修や振り返りシート、ピア評価の実施です。交換研修では外来や検査室、手術室、他病棟等、普段行く機会がないところを見学したり、他職種の方と関わることができました。交換研修を行うことで、検査出棟時の申し送り内容や他職種の方がどのように働いているのかを知ることができました。他職種の業務内容を知ることで今後の業務に活かすことができるいい経験だと思います。その他振り返りシートを通して師長からコメントを頂き、相談することもできました。業務を行う中で、できないことが多く、自信を無くすことも多々ありましたが、ピア評価で同期との関わりが私の中で安心感に繋がっていたと感じます。働く中で分からないことや、教わったこと、経験したことを情報共有することができたため安心感が得られ、頑張ろうという気持ちになりました。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション
ポートフォリオ説明
■5月
e-ラーニングで「輸血の看護」視聴
■6月
e-ラーニングで「手術療法」「放射線療法」「化学療法」視聴
採血演習、医療安全の基礎
新採用者フォロアップ研修
■7月
静脈留置針演習
緩和ケア
■10月
ポートフォリオ
■11月
医療安全フォロアップ研修
院内交換研修
■1月
BLS研修
■2月
ポートフォリオ「事例発表」
■3月
担当看護師になるための研修
〒320-0834 栃木県 宇都宮市陽南4-9-13