私は身体面だけでなく、精神面のケアも行い、患者さんに安心感を与えることのできる看護師を目指していて、そのためには患者さんとのコミュニケーション以外にも、看護の技術や知識を身につけていることが必要だと考えていました。
当院は、救急医療・高度急性期医療に重点を置き、救命救急センターや、地域がん診療連携拠点病院、基幹災害拠点病院など、様々な分野で地域中核病院の役割を担っており、豊富な知識・技術を習得できると感じ就職を決めました。また、高校生の時に参加した「ふれあい看護体験」で、患者さんと笑顔でコミュニケーションを取る看護師を見て、患者さんに寄り添う姿が強く印象に残っていたことも決め手となりました。
入職1年目の教育体制を重視しました。
1年を通して様々な研修が組まれています。また、2年目以降も参加できる研修が沢山あり、自分の看護師の知識・技術を向上できる環境になっています。
また、当院ではプリセプター制度があり、先輩看護師に相談しやすい仕組みになっているほか、一人ひとりの能力に合わせてサポートできる環境になっていることがとてもいいと思いました。
[最終学年の前々年]
■1〜7月
病院研究
■3月
合同就職説明会
[最終学年の前年]
■8月〜9月
就業体験
[最終学年]
■5月
採用試験
■2月
国家試験
苦労したことは、看護技術の習得です。105項目チェックリストがあり、それを踏まえて技術の習得を目指していきますが、なかなか実施する機会のないものの技術の修得がとても大変でした。また、仕事は多重業務であり常に優先順位を考えながら業務を行っています。患者さんのスケジュールを並行して考えながら業務を行うことがとても大変で、今でも課題となっています。
嬉しかったことは日々看護を行っている時に患者さんから言われる感謝の言葉です。忙しい時も多いですが患者さんから感謝されることでもっと頑張ろうという気持ちになります。
1年間の新人研修スケジュールを見てもらうと分かりやすいかと思いますが、1年間を通して看護師に必要な知識や技術を学ぶことができるように組まれています。これらの研修は講義だけでなく模型などを用いて実践でも活かせるような研修となっています。また、ローテーション研修では、自分が所属している部署ではあまり経験できないことを経験できるようにた他病棟に行ったり、検査室の研修を通して、患者さんどのように検査を受けているのかを研修を通して学び、より患者さんに寄り添った看護を実施することができるように組まれています。
■4月
☆入職☆
看護部新規採用職員交流会、医療ガス講習会、OJT看護技術:移乗・ボディメカニクス"
■5月
看護記録T、静脈注射基礎T、看護技術:導尿・浣腸、看護技術トレーニング:吸引・口腔ケア
■6月
スキンケア、認知症者および高齢者看護の実践
■7月
新人のためのフィジカルアセスメント、心電図T
■8月
多重業務シュミレーション
ローテーション研修:透析室
■10月
ローテーション研修:3階西病棟(救急)
■11月
ローテーション研修:救急外来
■12月
ローテーション研修:放射線、内視鏡室
■1月
ローテーション研修:ICU
〒321-0974 栃木県 宇都宮市竹林町911-1