入職を決めた理由

学生時代の講義で災害看護に興味を持ちました。赤十字病院では病院での活動だけではなく災害や国際的な活動まで幅広く行っています。那須赤十字病院では病院で働くだけではなく災害が起きた際に救護班として災害看護を行うことができると考えたからです。また三次救急の病院であるため緊急性、重症度の高い患者さんが運ばれてくることが多く、救急の看護師としての知識や技術を磨くことで看護師として成長しながら災害時の看護につながると考えたため入職を決めました。

病院選びで重視した点

私は病院の中での看護師としての活動だけでなく、病院外でも活動できる看護師を目指しています。那須赤十字病院では災害発生時に救護班やDMATが派遣されており、病院外での活動体制が整っています。災害に対する知識や技術を習得し、また経験者の話を聞くこともできると思いました。院内で看護師としての経験を重ねながら、院外での活動についても知識や技術を習得でき、また被災地の状況について話を聞くことができることを重視し病院選びをしました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■6月
　病院資料取り寄せ情報収集

■7月
　ズームでの合同説明会に参加

■8月
　就業体験に参加


［最終学年］
■4月
　就業体験に参加

■5月
　病院見学に参加

■6月
　履歴書作成・提出

■7月
　採用試験
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

1年目はとにかく覚えることが多く大変でした。病棟の雰囲気に慣れながら知識や技術を習得してくことに苦労しました。私は外科病棟に勤務しています。外科病棟は入退院が多く様々な疾患を抱えている患者さんが入院してきます。たくさんの検査や手術の種類があり、それぞれ観察するべきところや、提供する看護技術は異なり、覚える事が多かったです。しかし様々な患者さんを受け持つことで多くのことを学ぶことができました。不安や疑問に思うことは先輩が優しく丁寧にサポートしてくれたため、看護師として成長することができました。

新人研修内容の特長

那須赤十字病院の新人教育では自分が勤務している病棟と関連がある部署へのローテーション研修があります。自分の病棟の勤務だけでは得ることができない知識を習得することができます。他部署で研修を行い、同じ患者さんを違う視点で看護をしていることがわかりました。この経験で自分の病棟に戻った時に様々な視点から看護を展開することができるようになりました。毎月新人研修が開催されており、そこで学んだ知識や技術を病棟で実施する。段階を追って次に進むことができたのが良かったです。またプリセプター、実地指導者が優しく指導してくれたり、親身になって話を聞いてくれて良かったです。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆

■5月
　採血、救急法基礎講習、接遇

■6月
　静脈注射輸血、尿管挿入、ローテーション研修

■7月
　輸液ポンプ

■8月
　急変時の対応・基礎講習

■9月
　救命処置

■10月
　多重課題（急変時の対応）、ローテーション研修

■12月
　逝去時の対応

■3月
　心に残った看護

この病院の他の先輩を見る