入職を決めた理由は、「地域の中心となる病院として、いつでも安心できる医療を、心をこめて提供する」という当院の理念に共感し、私も患者様に安心してもらえるような看護を提供したいと考えていたからです。当院は二次救急指定医療機関として地域の急性期医療を担っています。私のイメージとして急性期の病棟は常に忙しく、患者様の声を聞きにくいと思っていました。しかし職場見学を通して、当院の急性期は忙しいのはもちろんですが、患者様の声をしっかりと受け止める環境にあると感じました。このことから、急性期でありながらも私の看護観を活かして看護が行えると思いました。
病院選びで重視した点として、職員のサポート体制が充実しており、働きやすい病院だと思ったからです。また、新人サポート体制が重質している点がすばらしいと思いました。入職したての頃は、自分がどの病棟に配属になるのか不安であったことや、看護技術もわからず、この先やっていけるのか不安でした。しかし1年目の前半には2週間ほどかけて全病棟を周り自分にあった病棟を選べた点や、定期的に開催してくださる看護技術の研修などがあり、不安な気持ちを軽減しながら働くことができています。また、病院からバス停など近いことも、患者様や職員にとって働きやすい職場であると実感したことです。
[最終学年の前々年]
■4月
高校時に就職資料取集終了していた
[最終学年の前年]
■5月
インターネットでの情報収集
[最終学年]
■8月
採用試験
■11月〜2月
国家試験対策
■2月
国家試験
■3月
上京(転居)準備
特に苦労したことは、徐々に増えていく受け持ちの中で優先順位を臨機応変に考えながら、どう患者様に安全安楽に看護を実践できるか考えながら働くことです。新人看護師として半年経った今でも上手く優先順位を立てることが出来ず、患者様にとって安全で安楽な看護が実践できているのかわかりません。しかし、自分の中で上手く看護が行えなくても「患者様・家族の方への対応は丁寧に」と心がけて看護を行っています。そうすることで患者様や家族の方から「1年目は大変だと思うけど頑張るんだよ!」「丁寧に関わってもらえて安心する」といった言葉をかけて頂く機会が増えました。このように自分の心がけていることが患者様・家族に伝わる瞬間はとても嬉しいと感じます。
当院ではe-ラーニングシステムを導入しているため、看護技術を動画で見ることができ、何度でも見返しながら技術の向上を図ることが出来るところだと思います。また、新人研修では先輩が優しく指導して下さり、楽しく前向きな気持ちで看護技術を習得できるところも良いところだと思います。研修では各病棟の先輩が説明して下さるため、病棟に戻って看護技術を実践するときも分からない点があればすぐに聞けるところも利点だとます。更に数か月ごとに教育担当の師長さんと面談する機会もあり、悩み事などを話す場があることも、とても1年目にとって助かっています。
■4月
☆入職☆
・メンバーシップ研修@ ・血糖測定、皮下注射、薬剤ミキシング
■5月
・採血、与薬
■7月
・酸素管理、吸引、静脈内注射、BLS研修
■9月
・メンバーシップ研修A・輸液ポンプ、シリンジポンプ管理、膀胱留置カテーテル挿入
■10月
・褥瘡観察と評価
・静脈注射承認試験
■12月
シュミレーション演習
■2月
・ドレナージ管理、麻薬管理
■3月
・1年間の振り返りと次年度の課題
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