日本の看護教育発祥の地である東京慈恵会医科大学は、私立医科大学のパイオニアとして、138年の歴史を積み重ねています。その歴史は1881年に発足した成医会講習所、また民間で初の施療病院(無料で医療を行う病院)である有志共立東京病院に始まり、その後幾多の変遷を経て、現在は4病院合計2685床を有し、高度医療を提供する総合医療機関です。
建学の精神「病気を診ずして病人を診よ」には、「病気の治療のみではなく、病者の不安や悩みなどを取り除き、つねに患者さんのための真の医療を考える」という思いが込められています。医師・看護師をはじめ医療スタッフ全員がそれぞれの専門性を生かし、日々患者さんの立場に立った医療の実践に取り組んでいます。