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就職先は環境を変えて落ち着いた場所で仕事に専念したいと思い、自然も多い横浜を選択しました。インターンシップにも数病院参加しましたが、地域に密着した病院であること、医師や他職種とのかかわりも密で仕事がしやすい環境があることを自分の目で確認した結果、当院を選びました。
新人研修はラダーに沿って行われますが、印象に残っている研修はフィジカルアセスメント研修です。これは患者役と看護師役に分かれて行う参加型のもので、朝の検温からケアを実施し、ふだん自分が行っているケアが正しいのかを確認すると同時に、訴えのある患者さんへの対応方法を学びました。グループワークが多いため、例えば酸素がなぜ必要でこの治療を行っているかなど、具体的な説明やアドバイスを受けられるので、自分のケアの振り返りや新たな気づきも生まれました。また当院は、2カ月間かけて各部署を体験するローテーション研修があることも特徴です。さまざまな部署を体験することで学びも多く、看護の視点も広がりました。
現在は急性期病棟で、脳神経外科、消化器外科など、さまざまな疾患に対応しています。入院されている患者さんは、自立できる方から全介助まで、幅広い看護が求められます。ケアは受け持つ患者さんによって異なりますが、基本的なケアから、褥瘡処置、ストマ交換、人工呼吸器の管理、酸素管理、吸引など高度なケアも行っています。
患者さんのなかには言葉を発せられない方もいるため、ジェスチャーなど限られたなかでコミュニケーションを図っています。意識は鮮明でしたが言葉が聞き取りづらい方がいました。身振りや問いかけを行い、意思が通じたときは喜びを感じるとともにやりがいを感じました。
将来は在宅看護にかかわることを視野に入れているため、3年間は急性期で学びを深め、その後慢性期の知識・技術を習得したいと思います。入退院を繰り返す患者さんも多くいらっしゃいますが、一人ひとりの患者さんと向き合える規模なので患者さんもスタッフも、すぐにわかる距離感が魅力です。
横浜はグルメを堪能できる中華街をはじめ、近代的な街並みと異国情緒あふれる場所があります。少し足を伸ばすと江の島や鎌倉にも近いことも魅力です。休日は同期の仲間と出かけることも多く、少しわき道に入ったガイドブックに載っていないお店を探しながら散策しています。梅雨の時期は鎌倉にアジサイを見に行くなど、季節によってさまざまなスポットを訪れています。
学生時代から一人暮らしをしていたため、生活にはすぐに順応できましたし、スーパーも近いので便利です。趣味は料理やお菓子づくり。休日は時間があれば、料理を作り気分転換を図っています。横浜の街で、オンもオフも充実した時間を過ごしています。