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関東圏への就職を希望していましたが、東京よりも生活しやすく洗練されたイメージの横浜を選択しました。脳神経領域を目指した理由は、脳は全身を司る中核部分のため、その知識を習得できれば一人前の看護師として成長できるのではないかと考えたからです。
病院見学会に参加したとき、病棟で患者さんから真摯に話を聞く姿や、落ち着いた雰囲気がある中でも活気があり、看護師同士の声かけが多いことも、働きやすい職場と感じ入職を決意しました。
1年目はプリセプターの支援のもとで技術面や患者さんへの対応など、一つひとつできることを増やし、自立するまで見守ってもらえます。教育体制も整っているので安心して成長できました。この4月からプリセプターの役割も担っていますが、自分を頼って相談してくれることに改めて責任を感じています。指導する際は1年目を思い出し、自分が経験したことを伝えて、不安を軽減できるようサポートしています。
病棟では周手術期の看護をはじめ、急性期の全身管理から回復期のリハビリまで、幅広い看護に携わっています。術後は早期リハビリを実施し、ADLの拡大に向けてリハビリスタッフと連携を図っています。リハビリ記録の確認だけでなく、実際に実施したリハビリ内容を聞き、個々の患者さんに合わせた移乗方法や、病棟での日常生活動作を検討していきます。
また薬剤師やソーシャルワーカーとともに、他職種カンファレンスも活発に実施。週1回、個々の患者さんの情報共有と課題の解決に向けた話し合いの場を設けています。退院支援においては、入院時から患者さんやご家族から話を聞き、退院後の行き先、社会資源の活用など、個々の経済面や生活面を踏まえて、患者さんにとってよりよい日常生活が送れるよう支援していきます。こうしたチーム医療が推進されるなかで、看護師は患者さんの意思決定支援を第一に考えて調整していきます。
入院時は重症度が高かった患者さんが手術後にレベルが上がり、少しずつ回復して動けるようになる過程を見ることが喜びです。そして治療だけでなく、看護の力で患者さんの回復力を引き出せることがやりがいにつながっています。
横浜はイメージ通りに住みやすく、買い物や食事、遊ぶ場所も多いので魅力的な街だと感じています。お気に入りの場所は、みなとみらい周辺でショッピングモールもあり、ショッピングやグルメを楽しめます。特に夜景は美しく、仕事の疲れも忘れるほど癒されます。また、山下公園から中華街へも5分程度のルートなので散歩がてら同期や大学の友人たちと、よく訪れるスポットです。
連休が取れると地元に帰り、のんびりと過ごしています。休日は外出することが多いですが、家でくつろぐときはテレビやYouTubeを見ることが多く、リフレッシュにつながっています。 今後は、先輩から信頼され任せてもらえる看護師として成長することと、後輩が悩んだときに、気づいて声かけを行える存在になりたいと思います。
横浜市立市民病院
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター