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関東圏での就職を希望していたため、系列病院のインターンシップや見学会に6病院程参加しました。急性期や総合病院など、さまざまな領域を見学しましたが当院の見学会に参加し性格的に急性期で忙しく追われるより、じっくりと学べる慢性期が自分には向いていると感じ、入職を決意しました。
配属された障害者病棟は、人工呼吸器を装着した患者さん、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、重度意識障害などの難病で介護度の高い患者さんが入院されています。日常業務は、受け持ち患者さんの血圧測定、輸血や点滴管理、採血、医師の処置介助、入浴介助だけでなく、急性期看護で不可欠となる呼吸器管理も行っています。呼吸器は患者さんの生命と直結するため、数値を読み取ると同時に患者さんの状態を観察し、わずかな変化に気づくことも求められます。
体を動かすことや会話が困難な患者さんに対しては、常に声かけを行うことを心がけています。話せない患者さんには、痛みや訴えていることを理解するため、目の動きで読み取ったり、さまざまな選択肢を投げかけて確認してコミュニケーションを図っています。
当院は教育環境も整っていることも特徴です。入職時研修では、採血やフィジカルアセスメントなどの基本的技術から接遇まで、看護師として働くうえで必要なことを学べました。また、初めての夜勤前や患者さんを受け持つ際には、フォローアップがあり、さまざまな場面を想定できたので不安が軽減されました。
病棟ではプリセプターの指導のもと技術面だけでなく精神面のサポートも受けられると同時に、チームリーダーや病棟スタッフ全員で新人を支援する体制が整っているので安心して成長できました。 当院の魅力のひとつは、上司との距離が近いことが挙げられます。現在の病棟は院長が担当のため、いつでも質問でき身近な存在だと実感しています。。また、看護部長との面談もあり、例えば将来系列の病院で学びたいなど、直接将来の希望を話せることもでき、風通しのいい職場です。
そして入職して一番感じたことは、何といってもスタッフ全員のチームワークがいいことです。業務が忙しいときも、自然にお互いが協力してサポートできる環境があります。現在寮生活ですが、以前体調を崩したとき先輩が心配して食事を作ってくれたことには感動しました。常に新人たちを見守ってくれる母親的な存在のため、仕事もプライベートも安心して過ごせています。
横浜は学生時代に遊びに来たことはありましたが、生活するのは初めてでした。寮周辺は治安もよく、スーパーなどもあり生活にも便利な街と感じています。
休日は学生時代の友人や同期の仲間と、横浜に出かけて過ごしています。複合施設も多く、映画や買い物、食事などを楽しめるので気に入っています。友人とのおしゃべりは、リフレッシュできる時間です。 お勧めのスポットは、みなとみらい周辺の夜景。ライトアップされた風景は、港町・横浜らしい雰囲気を感じられます。また山下公園エリアを散策するルートは異国情緒豊かな街並みがあります。
現在は業務にも慣れてきましたが、今後は実践していない技術を吸収して経験を積み重ね、さらにステップアップしたいと思います。