私が入職を決めた理由は、ローテーション研修という教育制度がとても良いと思ったからです。ローテーション研修は2ヵ月間で各病棟をまわり、病棟の雰囲気を実際に感じたり、そこでの患者の特徴と行っている看護を先輩看護師に同行し経験することができます。そして、そこから自分の行きたい病棟を決めることができます。私は理想の看護師像として患者の小さな変化に気づき、対応できるようになりたいと考えています。理想とする看護を実現するためには、どこの病棟で経験を積むのが良いのか、実際に各病棟で様々なことを経験できることで、自分に合っている病棟をゆっくり決めることが出来ると思い入職を決めました。
病院選びで重視した点は2つあります。1つ目は教育制度が整っているかです。しっかり自分に合ったスピードで成長ができるか、病院でのサポート体制などを重視していました。私の場合コロナウィルスが流行っていた時期だったので、オンラインで参加できる病院で見学会や説明会に参加していました。そこで病院で行っている教育制度やキャリアアップ支援などを聞いていました。2つ目は福利厚生です。私は県外就職を決めていたので、家から通うのは難しいので寮生活を希望していました。ですので、まずは職員寮がある病院を探しました。また、寮から病院までの距離がどれくらいあるのか、通勤方法なども考えて病院選びをしていました。
[最終学年の前年]
■5〜6月
病院研究
■7〜10月
説明会に参加
[最終学年]
■5月
採用試験
■2月
国家試験
看護師1年目で苦労していることは、職場の環境や仕事内容に慣れることです。患者の情報収集から始まり、次に何をするのか、先に優先しなければいけないことは何かを考えて動くことにとても苦戦していました。また、日勤帯と夜勤帯でも動き方は違うので、今では日勤帯は慣れましたが、夜勤帯の仕事に慣れず先輩から教えてもらうことが多くあります。嬉しかったことは、自分自身で考えたケア方法を先輩から褒めていただけたことです。患者にとっての日常生活ケアはとても大切なものであると考えています。学生時代に習ってきたことを活かして丁寧なケアを行えるように心掛けています。そのため、先輩から褒めてもらえた時はとても嬉しかったです。
東名厚木病院の教育制度では、ローテーション研修やフレッシュパートナー制度があります。フレッシュパートナー制度では、病棟に配属されてから新人看護師に1年間パートナーとして先輩看護師とペアになり、看護技術や知識内容について教えてくれます。そのため、自分のペースで成長することができます。私も入職後とても不安なことが沢山ありました。しかし、先輩看護師がとても優しく丁寧に教えてくださるので、分からないことや迷っていることがあれば質問をしたり、不安なこと悩みなども相談しています。また、日常生活での患者の関わり方なども近くで見ることができるので、学ぶことができ、楽しく仕事が出来ています。
■4月
☆入職☆
集合研修・ローテーション研修・夜勤研修、他
■5月
集合研修・ローテーション研修・夜勤研修、他
■6月
フォローアップ研修
(ナースゼロレベル基礎知識、注射薬剤の基礎知識、感染管理、法的根拠、他)
■7月
フォローアップ研修
(日常生活援助の実践、創傷処置と看護、ストレスマネジメント研修、他)
■8月
フォローアップ研修
(採血、点滴静脈内注射留置針挿入演習、輸血療法を受ける患者への看護、他)
■9月
フォローアップ研修
(臨床判断、バイタルサインの評価、シュミレーション、他)
■10月
フォローアップ研修
(配属5ヶ月後の自己評価、感染管理研修、医療接遇、コミュニケーション、他)
■11月
フォローアップ研修
(看護倫理、認知行動療法、他)
■12月
フォローアップ研修
(診療補助業務の実践、看護記録、実践評価、他)
■1月
フォローアップ研修
(安全管理研修、1人で行えるようになった看護・技術の再確認、他)
■2月
フォローアップ研修
(意思決定支援、劇薬・毒薬・向精神薬・麻薬管理、人工呼吸器取り扱い、他)
■3月
フォローアップ研修
(看護観発表、成果発表、修了証授与式、他)
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