

大学3年生のときの臨時実習「急性期看護」の実習を当院で行うこととなりました。その際に呼吸器外科病棟で実習を行い、手術を受ける患者さんの看護について学びました。実習の中でICUでの看護を見学したことで、高度で安全で質の高い医療を提供している当院にとても興味を持ったことがきっかけです。大学4年になる前に就業体験に参加し、実際に働く先輩看護師の声を聞いたり、多職種と連携しながら患者さん中心の看護を行っている場面を目の当たりにし、ここで働く先輩看護師のようにこの病院で看護師としてスキルアップを目指したいと思ったのが当院に就職を決めた大きな理由です。
第一に職場の雰囲気です。就業体験に参加したのが病院選びの大きなきっかけになったと思います。その次に教育体制、勤務形態です。研修や教育制度が充実しており、看護師としてスキルアップできるところを重視しました。勤務形態は日勤と夜勤の2交代制で、夜勤明けの翌日は必ず休みがもらえるので、夜勤の疲れをリセットできるところが良かったです。毎月希望休を取ることができるので、休みの日には大学時代の友達に会ったり、県外に出かけたりしてリフレッシュできています。
[最終学年の前年]
■10月
インターネット・就職情報誌による情報収集
■3月
就業体験・病院説明会に参加
[最終学年]
■4月
採用試験申し込み
■5月
採用試験
■7月
内定
■2月
国家試験
自分の理想としていた看護師像がありましたが、多重課題の場面が多く、業務をこなすことに精一杯で患者さんに寄り添った看護が十分にできていないと思ったときに「これでいいのかな」と悩みました。しかし、1年目の私の未熟さを察した患者さんが「頑張ってね」「初めのうちは大変だよね」などと励ましの言葉や感謝の言葉をかけてくださり、とても嬉しく心が救われたのを覚えています。
入職後に受けた新人看護職員の集合研修では、どの病棟に配属されても必要な基礎的な看護について学ぶことができて良かったです。実際に集合研修で行った内容やその時に配布された資料などはどれもその後に配属された病棟で活用することができました。また、同じ時期に入職した新人看護師同士で研修を行うため、分からないことや知識をすぐに共有でき、自分だけがわからないなどの不安がなく研修を受けることができました。ラダー研修では重症救急部門や他部門研修を受けることができ、所属している病棟以外の看護についても学ぶことができます。それぞれの部門で学んだことはもちろん病棟での看護に活かすことができているので、それぞれの研修を受けて良かったと思いました。
■4月
☆入職☆
看護基礎技術研修
■5月
注射研修(静脈内採血、危険薬、輸血)
■6月
多重課題研修
■7月
重症救急部門研修(OPE)
■9月
対人関係研修
■10月
重症救急部門研修(EMC)
多重課題研修
■11月
重症救急部門研修(CCU)
標準看護計画研修
■2月
他部門研修

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