私が看護師を目指すきっかけとなった理想像ともいえる看護師がいることが当院を選んだ1番大きな理由です。私が中学生のときに祖母が脳出血で当院に搬送されました。動揺する私に「あなたが来てからおばあちゃんの顔色が良くなったよ」と担当看護師の方が声をかけてくれました。家族にも寄り添った看護の大切さに気付き、私も患者さんだけでなくご家族にも寄り添える看護師になりたい、ここならそれが叶えられると思い、当院への就職を希望しました。
また、オンライン合同説明会の際に「緊張してるよね、リラックスして上着脱いだりしていいよ」と優しく声を掛けてくれ、穏やかな雰囲気で、職員同士の関係性が良好だと思えたことも理由の一つです。
病院選びで重視したのは、教育体制です。私はコロナウイルスが流行しているときに実習を実施しており、臨床での自身の働くイメージがあまりつきませんでした。そのため、急いで一人目になるという教育プランの病院よりも、数年かけて落ち着いて成長できる病院を探しました。また、実習で急性期看護に興味があったため、急性期の病院を中心に探していました。
教育制度が充実していることや休日にリフレッシュできることも重視していたため、3年で1人前になるように教育プログラムが組まれているところや、休暇もしっかりと取得できるところも魅力でした。
[最終学年の前年]
■11月
説明会(オンライン)参加
■3月
エントリーシート作成 小論文練習
[最終学年]
■4月
面接対策
採用選考試験
■5月
内定
■2月
国家試験
■3月
国家試験合格発表
最初は予定された手術のあとの患者さんを受け持ちますが、徐々に受け持つ疾患や術式が複雑なものになったり、緊急入院となった患者さんを受け持つようになります。投与する点滴の数の多さからどの順番でどこに点滴を繋ぐか考えることに困ったことを覚えています。また、内科から外科までさまざまな疾患の重症患者さんが入院してくるので勉強しても追い付かないと感じることが多かったです。
しかし、重症でICUに長期滞在した患者さんに一般病棟で偶然お会いした際に「集中治療室の看護師さんですよね。あの時は本当にお世話になりました。こうやって歩けるまで回復しました。」と歩いている姿を見たときは本当に嬉しかったです。
自部署では経験できない看護技術は、姉妹病棟へ経験しにいくことができます。実際に経管栄養は自部署ではなかなか経験できず、姉妹病棟で経験することができました。基本的な看護技術についてはチェックリストがあり、チェックに合格するまでは、先輩と共に実施するため安心して看護技術習得ができます。1年目の前半は毎週看護技術の研修があり、毎回違うグループで実施するため、他病棟の同期と仲良くなれるのも魅力だと思います。
また、3年目の秋には院内留学といって自部署では経験できないことを他病棟に数日間行き学ぶことができます。先輩看護師も院内留学で看護の幅が広がったと言っていたため、とても楽しみにしています。
■4月
☆入職☆
新規採用者研修(公務員として・安全感染・看護倫理)
看護記録研修【基礎編】
■5月
新人のためのフィジカルアセスメント研修@
■6月
看護過程研修【基礎編】
静脈注射筆記試験
生体侵襲〜基礎編〜(ICU病棟の勉強会)
■9月
専門職としての学び〜自己教育力を高める〜
■10月
急変シミュレーション(ICU病棟の勉強会)
■12月
新人のためのフィジカルアセスメント研修A
■2月
2年目に向けたステップアップ研修
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