入職を決めた理由は主に三点あります。一点目は研修制度が整っていることです。最初の二週間は、オリエンテーションや病院の職員として必要な内容の研修があります。また、技術研修では採血やCVなどシミュレーターを使用した研修が多数あります。二点目は学生時代に実習でお世話になり、その時に接してくださった看護師さんがとても丁寧に接してくださったことが印象的だったからです。特に実習の指導者さんが丁寧に関わってくださり、課題なども丁寧に見てくれました。三点目は大学病院ということで高度な医療が学べるという点に魅力を感じたからです。実習でお世話になった病棟を、配属の第一希望にし現在働くことができています。
病院選びで重視したことは、新人教育が整っていて基本的な看護技術がしっかり身につけられるかどうかということでした。コロナ下で実習時間が少なくなり、看護技術についての不安がありました。実際に働いてみても新人向けの集合研修があったり、病棟でも先輩が丁寧に仕事内容を教えてくださったりする環境があり安心しました。また、就職後も専門看護師や認定看護師など、さらにスキルアップを目指せる環境であることも魅力的に感じています。
[最終学年の前年]
■6月
病院研究・情報収集
■12月
病院の説明会に参加
[最終学年]
■6月
採用試験
■7月
内定
■2月
国家試験
苦労したことは、新しく体験する看護技術や疾患を覚えながら患者さん一人ひとりに向き合っていくことでした。特に私が働いている病棟は、入退院を繰り返している患者さんが多く、精神面のケアも必要であり、難しさを感じました。一方で、患者さんが私のことを覚えてくださって胸の内を話してくださったときには、少し信頼関係が築けたように思えて嬉しく感じました。また、部署の先輩方はわからないことについて丁寧に教えてくれたり、悩んでいることを親身になって聞いてもらえたりするので、安心して業務に取り組めています。
新人研修は月に1回以上行われます。基本的な看護技術をグループワークで丁寧に教えていただけます。小グループに分かれて、先輩看護師に技術を見てもらうことができます。また、ストレスマネジメントという研修があり、自分のコーピングスタイルやコミュニケーションの方法なども学びます。看護技術の習得だけでなく、他の部署に配属された同期と近況を話すことのできる機会も作ってもらえるので、リフレッシュできるような場にもなっています。
■4月
☆入職☆
●看護実践能力UP(※は他職種合同研修)
ステップ1:新採用者オリエンテーション※、部署インターンシップ
ステップ2:パート@/看護技術:静脈採血、薬剤の調剤、与薬管理、輸液管理、輸血管理、
ハイリスク薬について、輸血、夜勤従事者としての心構え、インスリンなど
バイタルサイン、酸素療法、吸引※
●マネジメント能力UP
ステップ1:新採用者オリエンテーション
ステップ2:感染管理、情報管理※
●人間関係能力UP
セルフマネジメント導入※
●教育研究能力UP
教育研究能力、医学情報センター活用
■5月
●看護実践力UP
ステップ2:パートA/看護技術:処置別感染対策、看護記録の書き方、摂食・嚥下(食事介助・口腔ケア)、
針刺し対策
尿道留置カテーテル※、褥瘡対策・予防ケア※
●マネジメント能力UP
ステップ3:電子カルテ操作、タイムマネジメント
■6月
●看護実践能力UP
感染対策の基礎/標準予防策・処置別感染対策※、静脈確保研修
●マネジメント能力UP
ステップ4:セルフマネジメント/フォローA※
■7月
●看護実践能力UP
ステップ3:BLS(急変時の一時処置)、災害看護の基礎、高齢者とのコミュニケーション
■8月
●看護実践能力UP
ステップ4:フィジカルアセスメントT(フィジカルイグザミネーション)
■9月
●看護実践能力UP
CVC管理研修
●マネジメント能力UP
セルフマネジメント/フォローA※
■10月
●看護実践能力UP
医療用麻薬の種類と投与管理、がん薬物療法薬
●マネジメント能力UP
ステップ5:パート@A(看護記録)、感染対策の基礎(標準予防策・処置別感染対策)※
■11月
●看護実践能力UP
CVC管理研修(認定)
●マネジメント能力UP
ステップ6:リスクアセスメント
●教育研究能力UP
ステップ8:ケーススタディー1(全体関連図)(3月まで)
■12月
●看護実践能力UP
がん看護基礎編
●マネジメント能力UP
ステップ7:看護倫理T
■1月
●看護実践能力UP
終末期・看取りの看護
■2月
●人間関係能力UP
セルフマネジメント/フォローB※
■3月
●マネジメント能力UP
新人看護師研修プログラムまとめの会・修了式
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