学校の先生が川崎協同病院は卒後教育が充実しているとすすめてくれました。また私の母が以前短期間働いていた時期があり、母からもすすめられました。
新人教育は1年かけて研修があり、ピアサポートも魅力の一つでした。また卒後5年目以降もコリアン研修や公害研修など川崎ならではの研修があり、どのようなことをするのか興味がわきました。地域を知る研修も多く、入院患者さんの暮らしを知ることは必要だなと思いました。
実習した病院は規模が大きく、人が多くいましたが、私はあまり多すぎないところが良いと考え、中規模の病院を探しました。また急性期〜回復期リハビリ病棟があるので、幅広くさまざまな患者さんと関われ学ぶことができると思い就職を決めました。
・実家から通える距離
・中規模の病院
・充実した研修制度
・全身を見れる看護師になれる
[最終学年の前年]
■7月
資料請求
■9〜10月
就職説明会
■1月
面接練習やエントリーシート記入
[最終学年]
■6月
採用試験
■2月
国家試験
・始めのころは、疾患や検査・看護技術など覚えることがとても大変でした。忙しそうな先輩にこんなことを相談して良いのかなーと思い、なかなか相談できない時がありました。報連相が苦手だったので、プリセプターの先輩に話を聞いてもらいアドバイスを頂きました。私の事を育ててくれようとしていることが伝わり、とても嬉しかったです。徐々に病棟の雰囲気にも慣れ、記録も早く書けるようになりカンファレンスでは発言できるようになってきました。先輩にもほめてもらえる事も増え、自分の成長が実感できることも嬉しいです。
・終末期の患者さんを始めて受け持った時の事です。あまり自分の意思を表現しない方でした。食欲がないので気分転換もこめ、病院の外に車いすで買い物に行きました。甘い物のコーナーの前に来ると車いすを止め嬉しそうに何を食べようか選んでいました。この日患者さんと2人で初めて外出したので私は凄く緊張しドキドキしていましたが、笑顔が見れ私まで嬉しくなりました。
・入職して1週間は多職種合同研修があります。この時他職種の同期と話し仲良くなれるので、今でも気軽に研修医の先生に相談がし易いです。
・フィジカルアセスメント研修は、何度かありとても学びが深まります。事例を個人ワークやグループワークをするのですが、他の同期は見ているけど私には思いつかない箇所があります。新しい知識となり日々勉強していく中で、深められました。病棟で同じような疾患の患者さんがいた時には、観察ポイントや見る視点が分かり日々の看護に役立ちました。
■4月
院内見学・病棟紹介・感染対策・医療安全
病棟看護師シャドーイング(4日間)
危険な薬剤・ごみの分別方法・針の取り扱い方
血糖測定・検体の取り扱い方・漏れないおむつの当て方
採血・静脈留置針挿入・抜けないチューブ類の固定方法
薬剤のミキシング・電子カルテの見方・情報収集の仕方
点滴指示受けから実施までの一連の流れ・看護記録
ストレスコーピングのヒント・模擬患者によるロールプレイング・看護師になるって
■5月
心を守り自分を育てる・ハイリスクな薬剤と取り扱い方・
輸液ポンプシリンジポンプ・ゼロから始める情報収集
体位変換・移乗・ポジショニング
■6月
看護記録・認知症看護・検体の種類と各種検査・看護の気づき
■7月
患者史の書き方・看護の気づき2回目・フィジカルアセスメント(悪心・嘔吐)・
SBARを用いた報告の仕方・正常心電図・急変時の対応・3ヶ月のまとめ
■8月
褥瘡の実際・逝去時の看護・フィジカルアセスメント(胸痛)・
看護記録の実際・12誘導心電図
■9月
チームビルディング・フィジカルアセスメント(呼吸困難)・
メンタルヘルス・医療倫理・身体拘束
■10月
緩和ケア・放射線検査の基礎知識・フィジカルアセスメント(急性腹症)・
感染対策・食事介助・麻痺・誤嚥・ゼリー
■11月
ケーススタディの書き方・給与明細の見方・診療報酬について・看護必要度・
認知症看護・af・PVC・VT・6か月のまとめ・患者史発表会
■12月
ケーススタディ文献検索及び作業
■1月
ケーススタディ作業
■2月
ケーススタディ作業及びスライド作成
■3月
ケーススタディ発表会・修了式
〒210-0833 神奈川県 川崎市川崎区桜本2-1-5