看護師である姉の影響で、私も看護師になりたいと思うようになりました。話を聞く中で大変そうだなと感じることもありましたが、人の役に立てるやりがいや喜びが大きい職業だと思ったことが、看護師を目指した理由です。
就職先を決める時は、成長できる環境であることと、働きやすい職場であることを重視し、教育制度や離職率などを調べました。そして、アットホームな雰囲気で、定期的に研修を実施するプログラムが組まれている当院に魅力を感じました。
新人研修は基礎技術の研修がメインになっています。学校でしっかり学習したつもりでしたが、これらの研修を通して自分に足りないところや課題を明確にすることができました。1年目の最後には関連図を使って病態についての理解を深められたことが印象に残っています。2年目では疾患に関する研修で、事例検討も行いました。これらの学習を通じて、患者さんを多角的に見る大切さを学べたと思います。
研修だけでなく、先輩からの指導・アドバイスも看護師の成長には欠かせません。私は、自分が担当するプライマリーの患者さんに対して、自宅で自己ケアができるように指導していたのですが、思うようにできませんでした。そんな時、先輩が事例検討をしながらアドバイスをしてくださり、うまく伝えることができました。
看護をするうえで大切にしているのは、笑顔と患者さんやご家族の声にしっかり耳を傾けることです。また、分からないことは、そのままにしないで、まずは自分で調べ、それでも分からない場合は先輩に質問するようにしています。しっかり理解できた時のうれしさが励みのひとつになっています。
今後はスキルアップに努めながら、自分に合う専門的な目標を見つけ、達成したいと考えています。まだまだ先輩方のアドバイスで気づくことが多いので、まずは患者さんの全体像をキャッチし、その人に必要な看護を提供できるようになることが目標です。
休みの日は、家でDVDを観ながら過ごしたり、元気があれば病院の図書室で調べものをしたりして過ごしています。
また、岡山市にはおしゃれなカフェがたくさんあるので、休みが合えば友達や同期と一緒に行き、リフレッシュしています。
交通の便が良い岡山県内の就職だったので、月に一度は実家に帰ることができるのもうれしいです。