私が看護師を目指したきっかけは、高校生の時に交通事故に遭い、救急車で運ばれた病院の看護師さんの影響です。とても優しくて安心感を与えてくれ、私も将来こんな人になりたいと思いました。
私が所属する脳卒中集中治療室は緊急入院される患者さんが大半で、身体障害を伴なう患者さんも多くいらっしゃいます。患者さんのみならずご家族の不安も大きいため、患者さんの全身状態の管理だけでなく、ご家族の精神的負担を少しでも軽減できるように努めています。そして、いつも患者さんの思いに寄り添い、ニーズをくみ取り、できる限り個別性を配慮した看護を提供しています。患者さん一人ひとりに合わせた説明や、質問に対しては理解していただけるような表現を心がけています。
新入職者の「3ヶ月フォローアップ研修」の
ゲーム優勝チームです!
当院は、新人に対するチューター制度をはじめ、新人会、院内研修、救急に対応するための院内認定999リーダーナース育成制度など、病院全体で新人を育てる環境が整っています。さらに、フィジカルアセスメントや一次救命処置(BLS)や採血など実践的な研修が多く組み入れられているので、実際に患者さんの急変に遭遇した時の対応力が、比較的早い段階で身につけられます。同僚・先輩・多職種による活発なカンファレンスができ、また日常の意見交換もしやすく交流も盛んです。また、認定看護師を目指すことができる病院であることも、私にとっては大きな魅力です。
私は高校生の時から、京都で学び、京都で働きたいと考えていました。いろいろな病院で実習させていただきましたが、その中で当院は京都駅近くに位置しているため、急病となった外国人(60の国と地域)への対応が多いという特色があり、関心をもちました。
京都の文化・歴史に触れ、国際感覚も身につけた看護師に成長することがこれからの目標。そのためには、看護の技術だけでなく、人間力も伸ばさないといけませんね。