私が所属しているのは、内科と小児科の混合病棟です。小さな子どもさんから高齢の方、ターミナル期の方など様々な患者様が入院されています。消化器・感染・化学療法など多方面の疾患について経験できる環境です。また他職種との関りが多いことも大きな特長だと思います。
卒後2年目研修で症例をとる時に、医師、リハビリテーションスタッフ、栄養士などで構成される嚥下チームに加わり、受け持ちの患者様から「いろんな職員さんに関わってもらえて私は幸せです」と言っていただきました。また、栄養サポートチームのメンバーとしても、日々刺激を受けています。栄養士や言語聴覚士、医師など他職種からのサポートもしっかりしているので、自分の役割を認識し、意欲を高めることができます。
以前、胃ろう造設目的で転院されてきた患者様とご家族に関わらせていただいたことがあるのですが、ゆっくりと時間をかけてお話を聞く中で「食べたい」「食べさせたい」という思いを抱いておられることがわかりました。そしてチームで関わり、注入指導と嚥下訓練を並行して行い、最終的には併用で無事退院につなげることができました。病気〜入院となると、悪い面ばかりを考えてしまいがちになりますが、その中でも良いことを見出していきたいと思います。頑張ってできることが増えた時や、会えなかった家族が来てくれたなど、入院生活での良い面を見ることを大事にしています。
「食べることは生きること」という言葉にあるように、私は食べることにこだわっていきたいです。現在栄養サポートチームのメンバーから、嚥下の専門療法士や摂食嚥下認定看護師になることを勧められています。まずは専門療法士の取得を目指して患者様の「食」と「生きる」に関わっていきたいと思っています。
オフの日は京都駅近辺などに買い物に行くことが多いですね。最近は中学・高校と吹奏楽部でやっていたサックスをまた始めました。月2回練習に通っていますが、その教室も京都駅の近くで見つけました。いい息抜きになっています。
京都は観光スポットも多く、過ごしやすいところでもあります。両親や看護学校時代の友達が遊びに来た時も、いろんなところを案内して喜んでもらえています。